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『Xiaomi』(小米/読み「シャオミィ」)という中国のスマートフォンがスゴい。とにかくスゴい。

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Xiaomi

Androidの特徴はiOSと違いカスタマイズができること。これによって様々な仕様のAndroidスマホが登場しているのだが、シャオミィのスマホも同様にカスタマイズされまくっている。このカスタマイズなのだが、そのデザインはiOS7のフラットデザインそっくり。Androidとは思えないレベルであり、他のAndroidスマホと比べてプライバシー管理機能が優れていたりもする。

Androidといえばのもっさり感も全くなくサクサク動いてくれる。3GBものRAMが搭載されているからということもあるのだが、それだけのハイスペックであっても値段は16GBモデル1999元(約320ドル=約3万5000円)、64GBモデル2499元(約380ドル=約4万3000円)と格安。販売はオンライン販売だけなのだが、これならiPhoneを買わないのも理解できる。

ただ、あまりにパクリ気味なところもあり、他国で販売をしたら特許問題とかも出てくる可能性はあるので、中国国外での販売はハードルが高そうな予感もする。

このシャオミィを立ち上げ、展開しているのがCEOの雷軍(Lei Jun/ライ・チェン)。Androidをカスタマイズして高度に仕上げたスマホをオンラインでだけ販売しているにもかかわらず急成長を遂げさせた人物で、iモードを作った夏野さんも実力を認めるほど。その雷軍は、現在はスマホだけでなく、タブレットやテレビのアダプタ、そしてUSBなどが使えるコンセント(家庭に設置するもの)やスマートフォンで操作できるLEDライトなどなど、白物家電の分野でのIoTでも存在感を出そうとしている。中国のスティーブ・ジョブズと言われている彼ではあるが、私はそれ以上だと考えている。彼はAmazonの戦略を経営の参考に、スマホで得た利益を徹底的に投資に使い続ける動きをしている。そしてライバル企業の利益が出ないようにしてシェアを伸ばしていくのである。その頃には多くの人がXiaomiのアカウントを保有し、そこで展開するサービスで儲けていくのである。

相手の良い部分を真似する中国らしい文化ではあるが、そのクオリティを保つこと、否、本家よりも高いクオリティを保っているのは今までの中国企業とは違うところ。今後の動きにも注目しておくべきだろう。