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不動産業界が好きじゃない。だから自分たちで変えていく。株式会社NIKKEI 望月真裕 前編 2/3

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投資型クラウドファンディングで脱銀行!?

望月 不動産業界をこれからもっと良くしていくには、どういう挑戦をするといいと思います?

堀江 買う人にとってはやっぱりローンのところが難しいですよね。だからクラウドファンディング的に金を借りられるとかできたらいいですよね。あるじゃないですか、maneoとか。

望月 maneoの不動産バージョンですか。

堀江 そうですね。不動産と連携させる。

望月 すごいですね。なんとか「スマウリ」を不動産売買版のAirbnbみたいなのに成長させたいので、売りたいお客さんをしっかり集められれば、買いたいお客さんを集めてるサイトはいっぱいあるので、そこと提携してマッチングさせれば、もうちょっと伸びるのかなとは思ってるんです。今、そのスタートをかけてるところです。

堀江 うーん。そこですよね。マッチングがうまくいってもローンが付きづらいっていうのはあるでしょうね。そういう与信を新しいサービスでつけられるようになるといいですよね。個人事業主とか経営者とか住宅ローン組めないケース多いですから。

望月 そうですね。現状、「スマウリ」も即現金可ということで、結局特殊な物件が多かったりするので、やっぱり買い取り業者だったりとか法人が今のところ多いんですね。投資家の法人さんとか。それが住宅で、自分が買いたい実需のお客さんが集まってきたら面白いなと思っているんです。

堀江 ソーシャルレンディングみたいなのをつけると、より買いやすくなると思いますけどね。あと今度、投資型のクラウドファンディングっていうのができるようになるみたいです。要は「ベンチャー投資を小口でできます」みたいな。ベンチャー投資というか、スタートアップ投資みたいなのを、1人50万円まで、1億円まで対処できるっていうのが、たぶん来年から始まるので、それを上手いこと利用して、不動産投資ファンド的な会社を作るというのも面白いかもしれないですね。

望月 それはおもしろいですね。

堀江 たとえば自分の住む家を買いたいっていう人がいたとして、たとえば2000万円集めますと。1人50万円、合計1億円までOKなので、50万円を40人から、合計2000万借りるわけです。

望月 融資付けしちゃってってことですよね。銀行からじゃなく。

堀江 そう、3%とか5%とかで多数の人がその人に対してお金を貸すっていう形。

望月 脱銀行ですね。

堀江 でも全然できると思いますよ。そういうスキームで考えてる人、たぶんいると思うんですけど。どうですか?

望月 脱銀行しましょう。基本的には脱既得権益者側の人間なので。

堀江 投資型クラウドファンディングを使うと、それはたぶんできると思いますよ。これまでは商品販売型のクラウドファンディングしか日本ではできなかったんです。それはただ、お金を集めるけど、商品とか会員権をプレゼントしますとか、そういう形での見返りしか提供できない。50万円投資に対して配当します。とかそういうのは今はできないわけですよ。だけどそれができるようになる。これまでは公募増資でしか一般から集めることってできなかったんですね。これまでは法律があって、まずパブリックにオファリングをすることができなかった。私募と言ってプライベートで声をかけて仲間内で2名以上50名未満までは出資できますけど。

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望月 49名までなんですね。

堀江 私的に周りの人に声かけて49人までは投資できるっていう。条件はないんですけど。それを超えて集めようとすると公募っていう形になるので、財務局に届け出を出して、有価証券届出書っていうのを作ってそれを認めてもらってやらないと。しかもその証券会社が仲介しないとできなかったんですけど、それが今回は届出が登録でできるようになるんじゃないかって。

望月 もうできるんですか?

堀江 来年から。改正金融商品取引法が成立するので、そうすると金融商品取引法の金商の業者の登録、たぶん第二種かなんかの登録をするとできるようになる。

望月 いいですね。買えなかった人が買えるようになるサイトってことですね。

堀江 だから、一人30万円ずつとか集めて。でも実質的にmaneoはそういうことやってるんですけどね。投資型のクラウドファンディング的な。それが会社としてできるようになり、その会社に対してそういう投資をする。たとえば物件ひとつひとつ、LLCでも作って、配当できるようにすればいいですよね。あるいは、複数まとめてLLCにするとか。1億円までできるんで、2000万円の物件、5つぶっこめるじゃないですか。

望月 なるほど〜。不動産の取引+金利で稼げるっていう。

堀江 そうです、そうです。銀行に預けてても、たいして金利つかないけど、そこに付けておけば3%か5%ぐらいつくと。そうしたら投資する人たくさんいると思いますよ。こちら側はそこでスプレッドを抜けばいいじゃないですか。

望月 いや、勉強になります。

堀江 まあ、今思いついたんですけどね(笑)。先ほどAirbnb的なことを想定されてるっておっしゃってましたけど、それはどういうことを想定されてますか?

望月 単純に言うと、買主さんと売主さんをマッチさせる。まあ、マネーの方までいってなかったので、仲介屋とマッチングするんじゃなくて、お客さん同士が会えるサイトにすることによって、主導権をお客さんにまわせるんじゃないかって。現状ほどんどは不動産流通機構に登録して仲介業者が選んだものをお客さんに紹介するっていう形なので。

堀江 なんかそういうかっこいいアプリ作ってほしいですよね。Airbnbって、見てるだけでも楽しいですもんね。