WITH

ホリエモンWITH NewsPicks編集長・佐々木紀彦が語る ニュースキュレーションメディアの未来とは?前編2/2

ホリエモンWITH 堀江貴文 佐々木紀彦

日本にはいいネイティブアドがない。だから挑戦しようと思っています

佐々木 今の日本のwebメディアも相当面白くなってきてはいますが、給与差が大きいこともあって一流のジャーナリストや編集者がまだあまり入ってきていない印象があります。より一流のメディア人が参入し、高いジャーナリズム性やエンタメ性を備えたwebメディアが出てくると、またちょっと違う次元に進むはずです。そして、そのためにはNewsPicksは有料課金モデルのニュースキュレーションメディアを目指さないといけない。広告のアドセンスモデルだけだと、どんなに頑張っても雇えるスタッフの数は10人くらいで止まってしまう。その人数を越えるメディアを目指すためには、やはり有料課金でスケールするようなモデルを成り立たせないと。

堀江 広告モデル以外で有料課金って、売上規模的に言うと当初、どれくらいまで行ければいいと考えてます? たとえば3年とかで……。

佐々木 3年だと10億円は目指さないといけないと思いますね。10億円越えはマストかなと。こんな強気なことを言って、後で後悔するかもしれませんが(笑)。

堀江 10億円って考えたときに、広告収入と有料課金収入で分けるとどれぐらいになると思います?

佐々木 ざっくり、半々ぐらいでしょうか。

堀江 僕、経済ニュースはネイティブアド(記事広告)が有効だと思ってるんですよ。

佐々木 我々もネイティブアドはやろうと思っています。逆にユーザーにとって邪魔になりそうなバナー広告やテキスト広告はもうやらないでおこうと。

堀江 『HORIEMON.COM』でも、ネイティブアドをやってるんですよ。この前、不動産の売買を手がけている『スマウリ』っていう会社のネイティブアドを作ったんです。不動産ってやっぱり流動性が低いので、なかなか売れないじゃないですか。それを素早く売るのが彼らの特徴なんですけど、キャラクターがカメだったんですよ(笑)。で、「素早く売るのになんでカメなの。それじゃあダメだよ」みたいな話をして、キャラクターをカメじゃなくてウサギにしようってことになった。で、その後、僕は『ホリエモンチャンネル』っていう動画もやってるんですけど、それに出てもらってキャラクターがどう変わったかを見せてもらったら、カメがウサギの被り物をしていた(笑)。ウサ耳をつけたカメみたいになってて、これがけっこうウケたんですよね。で、それが話題になって、ネイティブアドなのにかなりのPVを稼いだんですよ。

佐々木 読者は我々が思っているほど、広告か編集記事かを気にしてないところがありますよね。結局、面白いかどうかで判断してるんじゃないでしょうか。

堀江 そう。それで僕はネイティブアドにコンサルティングの要素があると面白いなって思ったんです。NewsPicksのピッカーを見てると、この人たちはコンサルティングもできますよね。

佐々木 できますね。

堀江 僕はコンサルの記事化をメルマガでやってるんですよ。「Q&Aコーナー」っていうのがメルマガの一番のキラーコンテンツになっていて、僕のメルマガの読者が増えたのは、それが理由だったりするんです。例えば、読者からきた質問で事業のワンポイント講座みたいなことを僕が答えている。それが意外と他の読者にも役立ったりしてるんですね。しかも月額860円で週に一回ずつ質問ができる。すると、一回あたり220円になるわけです。

佐々木 面白いですね。

堀江 NewsPicksには、僕も含めてコンサル料が何百万円みたいな人たちがいっぱいいるわけですよね。そういう人たちでネイティブアドのネットワークを作ると面白いですよ。そして、それをNewsPicksだけじゃなくて、できるだけ多くのメディアに露出する。

佐々木 CMとかと同じ考えですね。一回作ったものをいろんなメディアに流すと。

ホリエモンWITH 堀江貴文 佐々木紀彦

 

続きは本日配信のメルマガでご覧いただけます。登録はコチラ

 

Photograph/Edit=柚木大介 Text=村上隆保