WITH

ホリエモンWITH 「量子ドットレーザーでスマートグラスを変える!」 東大・荒川泰彦が考える量子研究の未来とは?前編 2/2

ホリエモンWITH 堀江貴文 荒川泰彦

量子ドットレーザーは、ふつうのレーザーより安くできる

堀江 量子ドットレーザーは、この『QDレーザー』という会社との共同開発なんですか?

荒川 そうですね。2006年に富士通のスピンオフカンパニーとして、『QDレーザー』社ができて、本格的な事業が始まりました。

堀江 量子ドットレーザーは今、何に使われているんですか?

荒川 今のところ、主に光通信です。

堀江 通信用のレーザー発信発振器みたいなものですか?

荒川 そうです。アクセスネットワークとか、ローカルネットワークとかにレーザーが入っているんですけど、そこで使われています。

堀江 でも、それは普通の半導体レーザーでもいいんですよね。

荒川 でも、量子ドットレーザーだと安くできるんですよ。

堀江 えっ!? そうなんですか?

荒川 はい。ガリウムヒ素基板を使ってますから、ふつうの通信用レーザーより安くできるのです。

堀江 何でですか?

荒川 ガリウムヒ素基板は赤色レーザーなどを作る基板と同じだからです。

堀江 ああ、そうですね。

荒川 通信用レーザーはインジウムリンという基板を使うのですが、これは最終的にNTTが購入するため、これまで性能優先で、ローコスト化に本気で努力してこなかったんです。それに対してガリウムヒ素基板は、CDなどにも利用されるためコスト競争にさせられてきました。

ホリエモンWITH 堀江貴文 荒川泰彦

堀江 そうなんですか。

荒川 ええ。そして、ガリウムヒ素基板はこれまで赤色レーザーくらいしか作れなくて、通信用の波長帯は出せなかったのです。それが量子ドットを用いることで通信用の波長帯も実現可能になった。

堀江 通信用の波長帯って?


この続きは本日配信のメルマガで。全文ご覧いただけます。
登録はコチラ

 

Photograph/Edit=柚木大介 Text=村上隆保