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ホリエモンWITH きゃりーぱみゅぱみゅを世界に送り出した アソビシステム中川悠介の考える KAWAiiカルチャーの未来とは?前編

ホリエモンWITH 堀江貴文 中川悠介

中川悠介(Yusuke Nakagawa)
アソビシステム株式会社 代表取締役社長
1981年8月12日生まれ。2007年アソビシステム株式会社設立。きゃりーぱみゅぱみゅなどのアーティストが所属し、音楽やファッションなど原宿の“KAWAII”カルチャーを世界に発信する活動を行っている。

SNSで地道にファンを増やす子が売れる時代

堀江貴文(以下、堀江) 『アソビシステム』は、きゃりーぱみゅぱみゅさんなどのマネージメントをしているプロダクションとして注目されていますが、中川さんはもともと何をやられていたんですか?

中川悠介(以下、中川) 僕は、もともとはイベントです。ファッション専門学校とか美容専門学校の学生とかを集めてイベントをやっていたんです。彼らは自分たちでショーをやる人たちが多かったので、発表の場としてファッションショーをやったりクラブイベントをやっていました。

堀江 今みたいな形になったのは、いつぐらいからですか?

中川 ここ最近ですね。マネージメントというものに力を入れ始めたのは3、4年前からです。イベントをやっていると自然とDJの人とかモデルのコとかが集まってくるんですよ。それで最初は集まってきた仲間に仕事がきたらふっていたんです。それをきちんとマネージメントしていこうと思ったのが、ここ最近です。

堀江 でも、今すごくでかくなってますよね。

中川 そんなにでかくはないですけど(笑)。

堀江 そういえば僕、アソビスタジオでダンスの練習をしたことがありますよ。2、3カ月通ってたんです。

中川 ああ、やられてましたね(笑)。

堀江 ダンスレッスンをするのは2回目なんですよ。4年前に『ニコニコミュージカル』に出る時にもレッスンをしたんで。

中川 あ、そのミュージカルに出ていたニーコって知らないですか?

堀江 ニーコちゃんは同じ『ニコニコミュージカル』でしたけど、別の公演に出てましたね。

中川 彼女は昔、うちのファッションショーにも出てて、今所属してるんですよ。

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堀江 中川さんのところには、きゃりーぱみゅぱみゅのほかにもTEMPURA KIDZっていう小さい子どもたちのグループもいるじゃないですか。

中川 そうですね。

堀江 今の子たちは、テレビから広がるっていうよりは、イベントとかネットとかで広がっているような気がして……。

中川 うちに所属している子たちは、わりとSNSが強いというか、読者モデルの子たちなんか特にそうなんですけど、SNSで自分から発信をしていて、雑誌との連携などもあってファンが増えて行くことが多いですね。今はテレビに出ればバーンと売れるという時代じゃないと思うので、地道にファンを作っていかなきゃいけないということはみんな意識していると思います。

堀江 今の子は、それが自然にできるんですよね。

中川 できるし、うまいですよね。雑誌に出ていなくても、ツイッターのフォロワーが8万人とか、10万人っていう子がけっこういるんですよ。

堀江 それも、ツイッターだけじゃなくて、インスタとか「WEAR」とか、そういうのに全部、フォロワーがついてますよね。

中川 たぶん慣れていない人って、ひとつのSNSでいっぱいいっぱいになっちゃうんです。だけど、今の子たちはふつうに3つ、4つやってますからね。

堀江 そう。最近、テレビって費用対効果というか、時間対効果が悪くなりつつありますよね。

中川 なんか今の子たちって、見る番組を決めてからテレビをつけるっていう動作に変わってきてる気がするんです。

堀江 一人暮らしとかしていて夜家に帰ってくると、寂しいからとりあえずテレビをつけてっていうのがなくなってきてると。ながら見もしない。

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中川 ながら見もしないっていいますね。SNSとかを見る時間を作るって。

堀江 まあ今は、ツイッターとかLINEとかを開いたら、誰かがいますからね。

中川 そうですね。だって今、グループLINEやってる子がめちゃめちゃいますよね。

堀江 そうそう。たしかにツイッターとか見てても、「誰々がここにいるから行かない」とかやってますから。テレビ見るより、そっちのほうに行っちゃうんでしょうね。10代の子たちの熱狂ぶりってハンパないですよね。

中川 すごいですよね。それで広がっていくと。

堀江 それであと5年もすれば、そういった子たちが、かなりの可処分所得のある大人になるんですよね。それがでかいと思うんです。

中川 そうですね。それでSNSとかでファンになってくれた人は浅いファンじゃなくて、その子のことをきちんと調べてファンになってくれたりするので、長続きするんです。

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今は日本語がトレンド。だから積極的に海外に出る

堀江 たとえば、ビジネスの構造でいうと、きゃりーちゃんだったら、きゃりーちゃんの何が売れているんですか?

中川 今の時代って、CD100万枚売るって難しいじゃないですか。

堀江 AKB48くらいですかね。

中川 だから、僕たちは5万枚でも10万枚でも売れればいいと思っていて、その代わりにライブだったり、You Tubeだったり、いろんなビジネスポイントを作ろうと思っています。だって、You Tubeのアクセスが1億回あっても、1億円儲かるわけじゃないですからね。

堀江 1億回だと、せいぜい1000万円とか、そんなもんですかね。

中川 昔と違って、ひとつのことだけをやってればいいというんじゃないと思うんです。さっきのSNSの話じゃないですけど、わかい子っていろんなところに接点を持っているんです。だから、テレビだけじゃダメだし、雑誌だけじゃダメだし、かといってSNSだけでもダメだと思っていて、いろんな場所に出て行くのが大事なことなのかなと思っています。

堀江 じゃあ、日本以外はどうなんですか?

中川 日本以外!?

 

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Photograph/Edit=柚木大介 Text=村上隆保