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ホリエモンWITH 「日本初のタクシー配車アプリを開発」 日本交通・川鍋一朗が語るタクシー業界の未来とは? 前編2/2

ホリエモンWITH 堀江貴文 川鍋一朗

今、地方のタクシー会社は存亡の危機にある

堀江 Uber Xは、アメリカではどんな状況になっているんですか?

川鍋 リベラルな地域では認められていますね。たとえば、カリフォルニア州では許可が出ています。でも、ネバダ州のラスベガスでは、やっぱり白タクはダメだということになっていますね。

堀江 カリフォルニア州のように、新しいことをどんどん認めて、それを競争力にしていこうというところはガンガン認めているわけですね。

川鍋 そうですね。私はシリコンバレー(カリフォルニア州サンフランシスコ)に1年間ほど住んでいたことがあるので、あそこでUberが熱狂的に迎えられるのはよくわかるんです。シリコンバレーで移動するには自分で車を運転するか、人に乗せてもらうしかないんです。電車もバスも通っていませんから。そこに、スマホで呼べばすぐにやってくる交通手段ができたので、ものすごいインパクトがあったんです。しかも、それがリムジンのようなカッコいい車だった。

堀江 わかります。

川鍋 でも、ヨーロッパやアジアの都市、東京は特にそうですけど、そういう地域にはもともと電車やバス、タクシーがたくさん走っていているんですよ。交通手段が満たされているんです。そんな中でも、スマホでかっこよく呼んで、サッと支払いができるというところがUberの大きな魅力なんです。

堀江 なるほど。じゃあ、UberBLACKなどはある程度受け入れられても、許認可を受けていないUber Xのようなものは日本では難しいんですかね。もし、“あり”になったら、どうなるんですか?

川鍋 ありになったら、タクシー界のLCCですから、すごいニーズがあると思いますよ。特に地方都市では。今、地方のタクシー業界が直面している問題というのは、ひとりの社員にたとえば年間300万円という賃金を支払うだけの売上げがないことなんです。

ホリエモンWITH 堀江貴文 川鍋一朗

堀江 そうでしょうね。

川鍋 したがって、地方は乗務員をパートで雇って社会保険料を払わないとか、そういう形に移っていかないと厳しいんです。

堀江 タクシー会社そのものがですか?

 

 

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Photograph/Edit=柚木大介 Text=村上隆保