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“リニア、満員電車対策、知能列車”…… 鉄道総研・高井秀之が語る 「最先端の鉄道システム」とは?後編2/2

ホリエモンWITH 堀江貴文 鉄道総研

自動運転によって、近い将来、車は電車化し、電車は車化する

高井 平日の朝の山手線は2分30秒間隔で運行していて、もう列車はいっぱいなんですよ。

堀江 それを短くすることはできないんですか?

高井 今は、線路を数百メートルごとに区切っていて、そこには列車が一台しか入れない“閉塞方式”なんですが、その間隔をつめればもう少し入ると思います。

堀江 その間隔をつめることは、できないんですか?

高井 列車と列車の間隔をコントロールして、もっと短い間隔で走るようなシステムにすれば、もうちょっとつまりますね。

堀江 それは、何でやらないんですか?

高井 一番の問題は信頼性ですね。電流による信号回路を使った閉塞方式は、長い実績のある非常に信頼性の高いシステムなんです。これを、たとえば無線に置き換えても同じような信頼性が確保できるのか、使う側としてはどうしても心配だったので、普及が進んでいないんだと思います。でも、一部で導入してはいるんですけどね。

堀江 あ、入っているんですか? どこで使われているんですか?

高井 仙石線に入っています。

堀江 仙石線っていうと、仙台と石巻を走る線ですよね。

高井 そうです。JR東日本さんが使っています。列車密度がそれほど大きくなく、同じ列車形式が同じように走っている線区で導入してみて、将来的にもっと複雑な線区とか高頻度な線区、例えば貨物や特急が走るところで使っていくと思います。

 

堀江 山手線とか都心部でも早く使ってほしいですね。

高井 そうですね。それから閉塞方式でなくなると運転が非常にフレキシブルになる可能性があるんですよ。ある区間ではゆっくり走って列車の間隔をグーンとつめるとか、いろんなことができるようになるんです。ようするに安全が確保された路面電車みたいなものです。

堀江 ああ……。

高井 路面電車は、自動車と同じように完全にマニュアル運転ですが……。

堀江 路面電車って、最近はLRT(Light Rail Transit:ライトレール)とかが出てきてますよね。

 

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Photograph/Edit=柚木大介 Text=村上隆保

 

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