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世界100カ国以上で利用されている 脳トレアプリ「BrainWars」を開発。トランスリミット高場大樹が考える グローバルにうけるアプリとは?前編1/2

ホリエモンWITH 堀江貴文 高場大樹

高場大樹(Takaba Hiroki)
株式会社トランスリミット代表取締役
1986年生まれ。福岡県出身。大学卒業後、『株式会社サイバーエージェント』のエンジニアを経て、2014年に『株式会社トランスリミット』を設立。脳トレアプリ『Brain Wars』は2014年5月のリリース後、8カ月で1000万ダウンロードを達成。

 

8ヶ月で1000万ダウンロードを達成。しかも95%以上が海外のユーザー。

堀江貴文(以下、堀江) 『Brain Wars』(世界中のユーザーと遊べるリアルタイム対戦型の脳トレゲーム)が話題ですが、『トランスリミット』は創業して何年目になるんですか?

高場大樹(以下、高場) 1年2カ月です。

堀江 えっ!? まだ、それだけなんですか?

高場 そうですね。2014年の1月に立ち上げたので。それまでは『サイバーエージェント』で5年ほど働いていました。

堀江 サイバーエージェントでは、何をやっていたんですか?

高場 エンジニアでした。アメーバ・ピグの海外版『Ameba Pico World』やFacebook内アプリなどを作っていました。

堀江 Brain Warsのアイデアは前からあったんですか?

高場 創業してから考えました。私と共同創業者の工藤が共に前職でソーシャルゲームを作っていたので、「会社を早期に立ち上げるためには、やっぱりゲームからだろう」と。それに、私は海外向けサービスの開発経験があるので「どうせやるなら海外向けで、世界中からのダウンロードを狙っていこう」というのがありましたね。

堀江 なるほど。

高場 私はAmeba Pico Worldを作っている時に、海外展開するためのいくつかのポイント、例えば「いかにシンプルにするか」や「国・地域による好みの違い」とかに関する知見があったので、その辺りを意識して作りました。

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堀江 Brain Warsは、国とか地域別ではどれくらいの割合でダウンロードされているんですか?

高場 今、累計で1000万ダウンロードを超えているんですが、そのうちの約25%が北米です。そして、約8%が中国。約5%が日本。約4%が香港と台湾で並んでいます。4%以下の国は100カ国以上ありますね。

堀江 かなりグローバルですね(笑)。

高場 国の数だけは、どこにも負けないかと(笑)。

堀江 自信はあったんですか?

高場 いやいや、やはり出してみないとわからないっていう不安な部分はありました。ただ、リリース前に色んな方にデモをしたりするなかで、非常に反応が良かったので、リリース前にある程度の自信はありましたね。

堀江 Brain Warsのような脳トレ系のゲームって、DSとかではありますけど、アプリにはあんまりないですよねえ。

高場 そうですね。『Lumosity(ルモシティ)』という北米の会社が出しているものが有名なんですが、それは大学の研究者たちと協力した本格的な能力トレーニング・アプリなんです。“脳トレ”というカテゴリーのアプリは、あんまり見かけないですね。

堀江 何でですかね?

高場 何ででしょうね。脳トレは非常に可能性があると思いますね。

堀江 Brain Warsって、何がきっかけでダウンロード数が増えていったんですか?

高場 きっかけはApp Storeにおすすめとしてピックアップされたことですね。それでダウンロード数がグッと伸びました。さらにAndroid版をリリースした時にもGoogle Playがおすすめをしてくれました。

堀江 それは、なんでおすすめしてくれたんですか。似たようなアプリが他になかったからとか?

高場 たぶん、そうだと思います。それに、日本だけでなくアメリカや中国でもおすすめされていたので、いろいろな国で受け入れられるというイメージがAppleやGoogleにはあったかもしれませんね。

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