WITH

「世界中に日本好きを増やしたい」i.ntere.st(インタレスト)高瀬大輔が考える アニメ・マンガ画像・投稿共有サービスの世界戦略とは?前編2/2

DSC_2187

Facebookで顔と名前を出し、ユーザーとコミュニケーションをとる

堀江 やっぱり、無料でギフトがもらえることが、みんな嬉しいわけですよね。

高瀬 はい、インタレストの楽しみ方のひとつだと思います。今、ギフトは3000ポイント以上貯めると貰えるんですけど、半年前は100ポイント以上貯めたら貰えてました。100ポイントから段階的に上げていって、いま3000ポイントになってるんですが、当然、ギフトを手に入れるのが明らかに大変になっていて、「ユーザーが少しは減るかな」と思っていたんですけど、ありがたいことに減りませんでした。無料でグッズをもらえるということがユーザーを引き止めているんだと思います。

堀江 ギフトがインセンティブになるって面白いですね。

高瀬 ありがとうございます(笑)。

堀江 こういうのって、アイデアとしてもともと持っていたんですか? ユーザーにギフトを送るって、ありそうでなかなかないですよね。

高瀬 そうですね。もし、僕らがeコマース事業をしていたらギフトという発想はなかったと思います。ユーザーへのリワードプログラム(優良ユーザーに対して特典を提供するサービス)をいろいろと考えている中で、最初は発送業務が手間にならない「デジタルコンテンツを送れればいいな」と思っていたんですけど、なかなかいいものが思いつかなくて(笑)。それで「もう、リアルなモノを送っちゃえ」みたいなノリで始めました(笑)。

DSC_2135

堀江 ノリだったんですか(笑)。今、PVは月間でどれくらいなんですか?

高瀬 平均1億PVくらいですね。

堀江 へー、すごいなー。やっぱり、確実にギフトがもらえるっていうことが、いいんでしょうね。これだと宣伝コストもかからないし。

高瀬 そうですね。広告を出すよりも、ギフトを送った方が、PVの発生単価は明らかに安くなっています。

堀江 それは顧客獲得単価という意味ですか?

高瀬 顧客獲得単価というより、かけた費用で既存ユーザーも含めた全体のPVがどのくらい発生したかですね。じつは、インタレストのような画像ベースのサービスは、検索(によって順位を上げること)、いわゆるSEO対策があまり効果的ではないんですよ。ですから、広告やSEO対策の代わりに考えたということでもあるんです。

堀江 そうなんですね。

高瀬 それから、ギフト以外にPVが急激に伸びた要因がもうひとつあるんです。半年くらい前からFacebookで『Anime i.ntere.st(アニメインタレスト)』という公開グループを始めました。

堀江 はいはい。

DSC_2167

 

この続きは5/18(月)配信のメルマガで全文ご覧いただけます。登録はコチラ

Photograph/Edit=柚木大介 Text=村上隆保