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「遺伝子操作で人間の脳を持つ 動物を作ることは可能」 東京医科歯科大・田中光一が語る ゲノム編集の最前線 前編2/2

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この2、3年で遺伝子操作の技術は飛躍的に進歩した

堀江 僕、前に遺伝子診断をやったことがあるんですよ。

田中 どうでした?

堀江 尿酸値が上がりやすいという項目が1.5倍で、ほかの病気も1.2倍とか1.4倍とか、それくらいでした。

田中 そうですか。ただ、遺伝子診断も「なぜその配列だとその疾患が1.5倍とかに増えるのか」ということが、ほとんどわかっていないんですよ。そういう配列の人が確率的にこういう疾患になることが多いというだけで……。

堀江 プロセスがわかっていないということですか。

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田中 そうです。プロセスがわからないと治療できませんよね。そこで我々は「ゲノム編集」(遺伝子改変技術)を使って、遺伝子配列の違いがどのようにして疾患の発症頻度を上げるのかを研究しているんです

堀江 田中さんは、人工的に作ったDNAを遺伝子に挿入して、簡単に効率良く遺伝子改変生物を作る技術を開発されたとか……。

田中 はい。

堀江 それは、具体的にはどういうことなんですか?

 

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Photograph/Edit=柚木大介 Text=村上隆保