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「テクノロジーで不動産賃貸の取り引きを変える」 ノマドの鈴木直樹が考える「お部屋探しサービス」の未来とは? 2/2 前篇

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ノマドならオーナーと借り主が直接つながり、仲介手数料不要

堀江 昔の不動産屋さんって、駅前の店舗で物件情報を見て……みたいなやり方だったけど、今はどうなんですか?

鈴木 今はネットで物件を探す人が多いですね。関東だと9割以上はネットだと思います。だから店舗を構える意味はあまりないんですよ。

堀江 なのに、不動産屋さんは多いですよね。

鈴木 なぜか、みなさん店舗を構えたがるんですよね。それが、これまでの不動産業界の文化でしたから。

堀江 普通の不動産屋さんでも物件情報はシステム化されているんですか?

鈴木 大手だとシステム化されていますね。他の不動産屋でも普通にネットで物件情報が見られます。でも、そこから先が人力なんですよ。ネットで見たお客さんを店舗に呼んで、車で案内して、申込書を書いてもらって……みたいな感じです。

堀江 なるほど。契約ってテレビ電話とかじゃできないんでしたっけ?

鈴木 できますよ。テレビ電話とかで「IT重説(重要事項説明)」をすれば。でも、事前に書面をオーナー側と借主側に郵送などして、「IT重説」の合意を得てからじゃないとできないんです。

堀江 メールじゃだめなの?

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鈴木 書面はメールでも大丈夫なのですが、署名捺印後、添付して返送してもらわなければいけません。説明では、テレビ電話でお互いに免許証とかを見せ合って、「今から説明しますね」「この部分、読んでいきますね」ってやるわけです。すごく遠方の方で店舗に来るのが困難な場合は便利ですけど、都内に住んでいる方ならかえって面倒だと思う人のほうが多いはずです。

堀江 それは面倒くさいなあ。なんとかならないんですかね。

鈴木 僕が目指しているのは、そういう「業界の仕組みを変えたい」ということなんです。例えば、ノマドは今後、オーナーと借り主が直接つながることができるようになります。そうすると直接取引なので仲介業務自体が不要になるし、従来のような面倒な契約をしなくて済む。書類をやり取りすることが不要になるから、来店もしなくていい。いずれはウェブ上ですべて契約ができるようにしたいんです。

堀江 それはいいですね。これまで仲介が入っていた理由はなんですか?

鈴木 昔は大家さんがアパートの入居者を探そうとすると、自分でアパートの前とかに貼り紙するくらいしか方法がなかった。それが不動産会社が入居者を探すお手伝いをする代わりに仲介手数料をもらうようになったんです。

堀江 大家さんが自分では面倒なことをしたくないから?

鈴木 それもありますし、不動産会社が「我々が仲介することでトラブル処理もしますよ」と大家さんに伝えていたからです。確かにトラブル処理は大事なんですが、今の時代はそういうトラブルはすべてアウトソーシングで解決できます。鍵をなくしたら24時間駆けつけサービスがあるし、火災が起こったら保険会社が対応してくれる。実際、不動産会社は連絡の取り次ぎをしているだけ。だから、そういう仲介をなくしても何のトラブルも起きないと思います。

後編は12/10掲載

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「Nomad(ノマド)」
http://nomad-a.jp

Photograph/Edit=柚木大介 Text=村上隆保