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「ロボットによる、安全でハイレベルな低侵襲手術を」 リバーフィールド・原口大輔氏と東工大・只野耕太郎准教授が語る 手術支援ロボットの未来とは?後編2/2

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介護や重作業用ロボットスーツへの転用も可能

堀江 EMAROの他に何か新しい製品を考えられたりしているんですか?

原口 空気圧制御で繊細な操作が行なえるので、ファクトリーオートメーションの分野でいろいろなことが考えられます。例えば、これまでは製品にエアーを吹きかけて端から端までただ飛ばすだけだったものを、任意の位置にピタッと止めることなども可能です。

堀江 なるほど。

原口 ほかにも『CYBERDYNE(サイバーダイン)』という会社が、筋電でパワーアシストするロボットスーツを販売していますが、弊社と共同研究を行っている東京医科歯科大学の川嶋研究室のほうで、それのエアー版を開発中です。人間の動きとエアーの親和性はとても高いですし、モーターよりも軽く、筋電センサーもいりません。

堀江 すごいなあ。

原口 ただ、エアー最大の課題というのがエネルギー源なんです。

只野 圧縮空気をどうやって作り出すかという問題があって、どうしてもコンプレッサーが必要になってきます。また、バルブで空気をコントロールしているんですが、バルブの空気が漏れるので、それがコンプレッサーへの負担を大きくしています。ですから、バルブの性能を高めることも必要です。

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Photograph/Edit=柚木大介 Text=村上隆保