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レーシック、ICL、白内障手術。進化する視力矯正手術の今 前編2/2 <神戸神奈川アイクリニック>

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牛乳瓶の底メガネ?ICLのルーツとは

堀江 レーシックってみんな怖いって言って、僕は怖くないって言ってるのにやらないんですよね。僕がレーシックを広めるだけでも怒られたりしますからね(笑)。

北澤 そうですね。レーシックも軽度、中等度、堀江さんのように軽い方から中等度ぐらいまでは問題はないと思います。結果もいいですし、100とは言いませんけど、96.8%はみんなハッピー(注4)ですよね。ただ、強度近視の人は必ずしも満足度は高くない。そういう方が今、ICLを受けていると。実はICLも新しい手術のように思われるんですけど、1980年ぐらいから欧米でけっこうトライアルが行われてきて。

堀江 ICLはもともと白内障の治療とかそういう系統からきた感じですか?

北澤 そうですね。昔は白内障を取るだけで眼内レンズがなかったんですね。ですから取ったら、手術後は牛乳瓶の底のようなメガネをかけてたんですね。

堀江 眼内レンズがない状態?

北澤 そう、水晶体を取っただけ。白内障は取れたから霞がとれたような状態ですね。でも取っただけだからピントが合ってないんですよ。水晶体にあたる分厚いメガネをかけないと、全然見えないんですね。昔はそういう時代があったんです。

堀江 今の単焦点の眼内レンズと同等の牛乳瓶のメガネをかけていた。

北澤 そういうことです。もともとはそういう昔の白内障の手術のレンズが入ってない人に、入れてあげたらどうかっていうので開発されたようです。それがそのうち、水晶体があってもその上にのせてもいいんじゃないかということで、近視の治療になってきたわけです。

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堀江 でも、近視治療でもいつか白内障で濁るんであれば、先に水晶体を抜いた方がよくないですか?

北澤 うーん、まあでも若い人は調節力がありますので。調整力があるうちに取ってしまうのはもったいない。

堀江 ああ、そうか。

北澤 水晶体をとってしまうと調節がきかなくなるので、遠くは見えても近くは見えなくなってしまうんですね。

堀江 でも、多焦点の眼内レンズだったら?

北澤 まあ、それはそうですけどね。でも多焦点の眼内レンズをやるのは、基本的には白内障が出始める50過ぎですよね、早くても。大体一般的には55歳から60歳とかそのへんですね。

堀江 例えば多焦点の眼内レンズと…まあ若い人の調整機能の方が全然やっぱり快適ではあるか。

北澤 そうですね。結局調節機能というのは自分でピントの調節どこでも効きますよね。眼内レンズというのは、多焦点といっても全ての距離が見えるわけではないんですね。加入度数があるので、遠近両用メガネと一緒でここが見えるっていうのがあるんですけど、ちょっと離れるとやっぱりぼけちゃうんですね。若い人の水晶体っていうのは全部ピントがマルチフォーカルに完全にあるのですが、多焦点ではそうはいかない。そこがちょっと違うんですね。

堀江 なるほど。

北澤 だから水晶体が濁ってないっていうのは、水晶体が機能してるということなんですね。

堀江 温存したままレンズを足すみたいな感じですかね。

北澤 ICLがそうですね。調節力がある水晶体は温存しておいて、その上に近視、乱視を治すレンズを足す。

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堀江 多焦点の眼内レンズって原理ってどうなってるんですか?

北澤 レンズによっていろいろ種類がありますけども、ピントをレンズの中で、網膜上ぴったりに合うのと手前に合うのとで作ってるんですね。手元が見えるということは要するに近眼でないと見えない。だから、網膜上にぴったり遠くが見える部分と、手前にピントが合うところと、レンズの中で光の通る位置を変えてるんですね。

堀江 内側、外側みたいな感じなんですか。外側が遠くで、内側は近くでみたいな。

北澤 そうです、そうです。最初の簡単なタイプはそういうものでしたね。今のはもっと細かく分かれています。1ミリ違うともうその距離が違うくらい。

堀江 えー。すごいテクノロジーですね。

北澤 そうですね。そういうレンズがどんどん進歩してます。

堀江 実際、見え方的に言うと、どれぐらい快適なんですかね?

北澤 少なくとも、白内障が入ってくると矯正メガネかけても1.0見えないですよね。0.7、8の白内障の人でいうと間違いなく白内障の状態よりは遠くも近くも見えます。すごくハッピーですよね。近眼と一緒にうちで今少しずつみなさんが受けてるのは、コンタクトだと1.5見えますと。ただ、老眼なので近くはコンタクトじゃ見えません。そういう人が老眼と近眼を一緒に治療を受けるようになってますね。要するにコンタクトと同じように遠くが見えて、なおかつ近くも見えれば1番ハッピーですよね。今、そういうレンズにはなってきています。

堀江 じゃあ、例えば僕みたいにレーシックやって、近眼が治ってる人はどうなるのがベストだと思いますか?今の現状で。

北澤 たぶん、年齢的に5年、10年後に手元が見えなくなりますよね。そのときに白内障が出てなくて遠くが見えても老眼矯正のために遠近両用の白内障の手術、それが可能ですし、実際今もそういうふうに受けている人は結構いますね。

堀江 50代前半とかでやるっていう感じですね。

北澤 そうです。

堀江 そっちの方がむしろ快適かもしれない。

北澤 そうですね。今はそういう人が増えてますし、実際そういうものとして使えるレンズになっています。

後編に続く

 

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