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「ChatWork」山本敏行が語る ビジネスのための チャットツールとは? 1/2前編

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山本敏行 Toshiyuki Yamamoto
ChatWork株式会社代表取締役
1979年生まれ。大阪府出身。中央大学卒。2000年、米国ロサンゼルス留学中に中小企業の経営のIT化を支援する会社「EC studio」を設立。2012年、社名をChatWork株式会社に変更。東京、大阪、米国・シリコンバレー、台湾にオフィスを持つ

http://www.chatwork.com/ja/

ビジネスで使えるチャットがなかったから、自分たちで作った

堀江貴文(以下、堀江) 山本さんがビジネスチャットのサービスを始められたのは、いつ頃からなんですか?

山本敏行(以下、山本) ビジネスチャットを最初にリリースしたのは、2011年3月です。その時は「ChatWork」ではなく、「EC studio」という会社でした。EC studioは2000年7月に創業して、いろいろなソフトウェアを販売していたんです。でも、他のサービスをやめて「チャットワーク」だけに絞りました。それが2012年の6月です。その時に社名もChatWork株式会社に変更したました。

堀江 チャットワークのサービスを始めた時、流行ると思いました?

山本 はい。EC studioを創業したときに、ICQ(1996年に開発された、イスラエルMirabills社によるインスタントメッセンジャー)やMSNメッセンジャー、Skypeなどのコミュニケーションツールを使っていたんですよ。だから、ビジネスチャットの必要性というのを僕自身はわかっていましたし、これをクラウドにしたらもっと便利になるだろうなと思ってました。それで「まずは自分たち用のクラウド型ビジネスチャットを作ろう」ということで、社内用のものを作ってみたんです。そして、それを当時のお客さんに見せたら、すごく興味を持っていただいて……。

堀江 それがチャットワークの始まりだったんですか。

山本 そうですね。それに当時はGoogle Wave(電子メールやSNSが一体になったサービス)が失敗して撤退した後だったので、僕らにとっては「これはチャンスだ」と思っていました。

堀江 Google Waveは使ったことがなかったなあ。

山本 Google Waveは会話がタイムラインのように流れていかなかったんですよ。会話が始まるとスレッドがたって、わざわざ見に行かないといけなかったんです。だから会話を見落としてしまうこともあって、仕事で使うには仕様的にちょっと厳しい感じでしたね。

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堀江 ICQは、かつては一世を風靡していましたよね。MSNメッセンジャーもフェードアウトしたし、Skypeもマイクロソフト社に買収されちゃった。

山本 僕も以前は、Skypeのチャット機能(インスタントメッセージ)を使って社内でグループチャットを作ったり、取引先とSkypeチャットでやり取りしていました。でも、ユーザー管理などで使いづらい面があったんですよね。

堀江 ビジネスでうまく使えるチャットツールのマーケットが、当時はなかったんですね。

山本 そうですね。

堀江 今、ビジネスチャットでチャットワークの競合というと、Slackがありますよね。

山本 はい。Slackとはターゲットがちょっと違うんですが、ビジネス用のチャットということで比べられたりしますね。

堀江 違いはどのへんにあるんですか?

山本 Slackは、まず最初に自分でチームを作るか、ゲストとして誰かのチームに招待してもらう必要があるので、フリーランスの方にとっては使いにくいと感じる面もあるかもしれません。また、基本的に内部のコミュニケーション用ですね。それに対してチャットワークは、内部はもちろんですが、Gmailで登録できるので外部とのつなげやすさにもフォーカスしています。メールの代替のようなイメージですね。代替といっても、もちろん従来のメールよりも機能的には充実しています。

http://www.chatwork.com/ja/

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