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AIの有効活用と人財の育成はいま取り組むべき“事実” 前編 2/2

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ディープラーニングは力技。だから面白い

堀江 このポストスクリプト言語を作ったのが、アドビ社を作ったジョン・ワーノックという変わり者なんです(笑)。

岡田 そうなんですね。私はアドビ社のIllustratorを使っていましたよ。

堀江 じゃあ、「ベジェ曲線」とか使ってましたよね。ベジェ曲線って、なめらかな曲線を描くための数式を利用して描かれているんですよ。例えば、高速道路はすごく速く走るためにきれいな曲線になっているんですけど、それもベジェ曲線です。

岡田 ベジェ曲線について言うと、我々の「ABEJA Platform for Retail」で使用している「ヒートマップ」にデータを保存するときに、その技術を応用している部分があるんですよ。

堀江 どういうことですか?

岡田 普通は店舗に設置したセンサーの部分を人が通ると、1回ごとにそこに対してドットで反応したというように見せるんです。その反応を三次元のベジェ曲線で表現しているんですが、そうすると通常のビットマップの画素よりも超軽量に保存ができるんです。

堀江 それは、数式化しているということですか? フーリエ解析みたいに?

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岡田 そんな感じです。そうすると、3次元の表現を全部数式で集束できます。

堀江 そうやってデータを圧縮しているわけですね。

岡田 はい。ですから、数学的な知識が現在の仕事のAIとかビジュアライズにすごく役立っています。

堀江 AIって面白いですよね。例えばGoogleの検索エンジンにもAIは使われているけれど、あれは“力技”みたいなところがありますよね。

岡田 そうですね。特にディープラーニングには、さらに力技の部分がありますよ。

堀江 そうなんです。美しくないんですよ。でも、それがいいんです。親近感がわくんですよね。

岡田 そうですね(笑)。もっとスマートに解決していく手法があると思うんですが、それは多分、四色問題のアプローチにすごく近いんだろうなと思っています。

堀江 四色問題?

 

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Photograph/Edit=柚木大介 Text=村上隆保