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10♥2030 司法書士法人 新宿事務所 阿部亮×堀江貴文 前編 2/2

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理由は高卒だったから!? 世界一周の後、ミュージシャンになり損ねて司法書士に。

堀江 司法書士試験の勉強はなんではじめたんですか?

阿部 音楽で全然デビューできそうになかったからですね。

堀江 なんで司法書士?興味があったんですか?

阿部 単純なところでは高卒でも目指せるからですね。司法試験は、大卒は一般教養試験が免除なんですよね。高卒は一般教養試験を通過してからやっと本試験なんで大変なんですよ。

堀江 なるほど。

阿部 すごく面倒くさいじゃないですか。また英語、数学とかやらなきゃいけない。それをやった後にやっと法律の勉強。大検を受け直すみたいな感じになるんですよ。でも司法書士だったら一発試験。いきなり法律の試験。少しでも楽したくて司法書士を選びました。

堀江 でも、司法書士になったからって別にこう道が開けるわけでもないじゃないですか。

阿部 なんとなく人生の保険的に(笑) 今だと資格があるだけで食っていけるとは限らないんですけど、あの頃は資格を取れば・・・

堀江 安泰だと思ってたと。

阿部 そうです。安泰までいかなくても、死にはしないっていう。

堀江 なるほど。高校の頃に大学に行こうとは思わなかったんですか?

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阿部 高校の頃はミュージシャンになる気でいましたから。

堀江 夢見る男ですね。

阿部 (笑)あと大学に行ったら、流されると思ったんですよ。永遠にサラリーマンになっちゃうと思ったんですよ。なぜなら高校の頃ってみんなやることが見つからないから、まずはとりあえずいい大学に行っておこう、入ってから考えるんだ。っていうのが良くあるスタンスじゃないですか。

それで大学に入ると今度はとりあえず遊んで、就活の時期になったらなんとなく煽られるように就活して、社会人になってからまた考えようみたいになって、今度は社会人になったら3年ぐらい働いてから考えようって・・・。

堀江 うん。あるある。(笑) で、司法書士試験に受かり、司法書士になりました。さて、どうするんですか。

阿部 何したと思います? また1年間、海外に行っちゃったんです(笑)。その時は司法書士になったら、もう二度と旅暮らしができないと思ったんです。あのころの僕には、今流行りのアーリーリタイアメントみたいな概念がなかったから。

一度、仕事をやり始めたら永遠に事業主としてやり続けないといけない。1年の放浪の旅なんて2度とできないと思って、そうなる前にもう一度行きたくなって。

堀江 今度はどこに行ったんですか?

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阿部 前回と同じような感じですよ。中国行って、今度、中国からチベットのエベレスト・ベースキャンプを通ってネパールまで抜け、インド、パキスタン、アフガニスタン国境近くとか、イラン、トルコあたりをうろうろして、シリア、ヨルダンとかを旅して、サウジアラビアの下のイエメンから海を渡って、アフリカのエチオピアの方まで行ったところで、あの戦争が始まっちゃったんですよ。

堀江 イラク戦争。

阿部 そうです。エチオピアで、あと1週間以内で飛行機が全部飛ばなくなるぞ。っていう雰囲気になって。戦闘機が飛び交うから、普通の民間機はもう飛べませんみたいな状況に。早く行かないとエチオピアで缶詰になるぞ、みたいな話になり、それでも僕はお金がないから、余った飛行機のリターンチケットでもう1回危ないヨルダンまで戻るしかなくって、エチオピア、イエメン、ヨルダンと逆ルートをたどりました。

ヨルダンの首都アンマンではイラクからイラク人が難民状態でどんどん避難してきていて、イラク料理店とかのテレビの前に集まって、戦争が始まる祖国の行く末を不安そうに眺めてたのを覚えてますよ。最後、ヨルダンからシリアを陸路で南北に縦断してイスタンブールまで行けばまだ民間機が飛んでるので何とか日本に帰れそうだと言うことで・・・。それがアメリカ軍がイラクを空爆する3日前の話で、まだシリアにいた訳ですからね・・・ヤバかったですよ。そうそう、戦場カメラマンの渡部陽一さんとかいましたよ。

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堀江 え?あの人といたんですか。

阿部 一緒に宿をシェアしてました。あの人本当に闇バス使うんですよ。「普通の交通機関じゃない非合法のバス」(笑) ヨルダンの安宿で闇バスを手配してました。イラクの国境まで勝手に行って降ろして、後は知らないよ。ってバス。それに乗って行っちゃいました。「渡部さん気をつけてくださいね」って言ってお別れしたのを覚えてます。(笑)

堀江 闇バスに乗る人に「気を付けて」ですか。なかなか面白いですね。

阿部 それで僕は車を飛ばして ヨルダン、シリア、トルコの国境を抜けてイスタンブールまでなんとかたどり着いて帰ってきました。シリアでは僕の車と逆方向に向かって、もう戦車部隊が砂漠の中を30台ぐらい砂埃をあげて「ガガガーッ」と走って行きましたから。

堀江 ド迫力ですね。

阿部 あれは怖かったです(笑)。

堀江 すごいですね。

阿部 それが2回目の旅でした。

堀江 それで帰ってこられて。

阿部 帰ってきたらすぐに大阪で司法書士の事務所でちょっと働いて。

堀江 そこでしばらくやって、独立ですか。

阿部 そうです。

堀江 新宿で。

阿部 大阪で3カ月ぐらい働いて。普通は下積みって正直3年ぐらいするんですけど、僕はもう3カ月でもう新宿行きますって言って。

堀江 それで新宿事務所。

阿部 はい。「司法書士法人 新宿事務所」(笑)。

堀江 それが28歳ですか。

阿部 そうですね。それからもう11年になりますね。

 

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