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10♥2030 司法書士法人 新宿事務所 阿部亮×堀江貴文 後編 1/2

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<前編はこちら>

小宇宙を発見する阿部さんの話を聞くのがおもしろい

堀江貴文(以下、堀江) 新宿事務所は今のような形になるまでどうだったんですか?

阿部亮(以下、阿部) それは、それは大変な事も多かったですよ。

堀江 例えば?

阿部 3年前にお客さんの指定した時間、場所に司法書士を派遣しようというサービスを業界で初めて打ち出したことがあるんです。それまでの法律業界は事務所に来てもらうことが当たり前で、努力している事務所さんでも、たまに地方に出張に行く程度。ただ、それだと新宿事務所の理念にある「一人でも多くの人に」っていうところと矛盾するんです。

堀江 はい。

阿部 例えば足腰が弱い方とか、忙しくて時間がとれないとか。そういう人も借金の利息は毎日かかっているわけだし、少しでも希望があるのであれば、精一杯応えたいじゃないですか。それでその思いを形にしようと「司法書士レスキュー」という救急車みたいな出張サービスをやったわけです。

堀江 へえ、反響はどうでしたか?

阿部 かなり反響があって、一気に司法書士が足りなくなりました。

堀江 なるほど。

阿部 忙しくなりましたが、その状況はすごく嬉しかったですよ。「法律業界でイノベーションを起こしたぞ!!」って。でも根本的に問題があったんです。僕が良いと思っていても、司法書士のみんなは良いとは思っていなかった。

堀江 レスキューで派遣される司法書士が?

阿部 そうです。お客さんの「ありがとう」の声ってレスキューしていった司法書士が最初に聞くわけじゃないですか。だから司法書士のみんなも仕事にやりがいが出るだろうと信じていたんです。でも実際は違った。

法律業界は事務所に自分がいて、そこにお客さんが来て当たり前の商慣習。それを急に「お客さんの言われた時間と場所に司法書士を届けます!」なんてサービスを僕が言うもんだから「俺達は、宅配ピザじゃねぇ!」って強い反発が起きたんです。

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堀江 なるほど。それはどうやって理解してもらったんですか?

阿部 そこは人の力ですよ。とにかく説得・説得・説得の毎日。「司法書士レスキュー」を始めて3ヶ月間は毎日そのサービスの担当者や関係部署の役職を集めて何時間も話し合いをしました。「とにかく、お客さんに喜んでもらうには」というのを第一優先にしてましたけど、同時に「司法書士にどうやってこのサービスの意義を理解してもらうか」というのも喧々諤々とやって、今では、100人いる司法書士の一番人気の仕事が、「司法書士レスキュー」になってます。
当時、良いと思ったアイデアは即採用して、次の日から実行してたので、ルールが毎日変わって現場はいつもてんやわんやでした。でも、その経験は今の新宿事務所にも根付いていて、業務改善がスピーディーに実現できる土壌になっています。

堀江 すごいですね。

阿部 とにかく仕事って、深く掘れば掘るほど、理想と現実のギャップに気づくじゃないですか?一回気づいちゃうと、どうしても理想を追っちゃって・・・。

堀江 そういう工夫が好きなんですね。

阿部 好きですね。新宿事務所が、どんどん成熟していくことが、楽しいんです。

堀江 楽しい、それは最初にお会いしたときからおっしゃってましたよね。

阿部 だって自分が知らない、去年は知らなかったことを今年は知ってるわけじゃないですか。同じCMをしているのに、なんで効果が変わるんだろう?テレビの前にいる人達は、どんな気持ちなんだろう?どんな言葉を投げかければ、新宿事務所に電話をしてくれるんだろう?これを考えることって、なんか「人間そのもの」の発見の連続じゃないですか。それって宇宙空間で、新しい星を発見した科学者のワクワクに似ていると思うんです。

堀江 そういうところに興味があるんですよね。たぶん向いてるんですね。結局、僕はたぶん絶対やれないんですよ。つまんないと思うから(笑)。

阿部 どこらへんがつまんないんですか?

堀江 うーん、まあ同じ仕事だなって思うので。

阿部 もちろん同じ仕事の繰り返しですけど、創意工夫で世の中の反応が変わってきたり、お客さんの笑顔が増えてきたり、全然違うと思いますよ。そこがたまんなく面白い。

堀江 そうなんですけど、でも扱ってる商品が同じじゃないですか。

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阿部 たしかに同じ。ずーっと同じ。

堀江 僕なんかが思うのは、儲かってる同じ商品があります。人の役にも立ちます。いいよねってなってそれをやるっていう、僕はそういうマインドじゃないから。やれって言われたらやりますけど、他にもやることあるからそっちをやりますってなっちゃう。逆にこうやって人から事例聞く方が楽しい。

阿部 あー。

堀江 ちょっとずつつまみ食いをして、あーあの人はこう考えてるんだ、すごいなって事例を見て研究して、面白いなって。これを他の業界で応用したらどうなるんだろうなとかって考えてたりとかしますね。

阿部 いや、僕自身も今後の人生、ずっとこの仕事だけでいいのかっていう思いは、確かにありますよ。でも、ある分野で熟練することによって、お客さんの数や「ありがとう」の数が増えていったりすることが成果として実感できるので、とにかくハマっちゃう。そのプロセス自体を楽しめれば、たった一つだけの仕事でも、無限大に楽しめるわけじゃないですか。

堀江 なるほど。まだやれてないこともいっぱいあるでしょうしね。

阿部 いろんなテーマをどんどん渡り歩いていくっていう楽しみもあると思うんですけど、一つのプロセスの中に、まだ誰も見つけていない小宇宙を発見するというか、そういうのも楽しいんだよなっていうのがあって。(笑)

堀江 僕はその小宇宙を発見してる阿部さんから、たまに話を聞くのが面白いです。

阿部 なるほど(笑)。

堀江 本当にそれはけっこう面白い。うわ、こんなことしてるんだとか。新宿事務所の組織マネジメントとかにしても、こんなの初めてって感じで驚きましたし。

阿部 そうですか?

堀江 はい。例えば部署の名前とかが、もうインパクトがありすぎて、もうなんかハーバード・ビジネス・スクールで教えたいくらい。

阿部 ハハハ(笑)本当ですか(笑)。

堀江 みんな衝撃を受けますよ。これ「新宿事務所の秘密」って1冊本が書けますよ。

阿部 えー!

堀江 けっこうベストセラーになると思いますよ。っていうくらい、面白い。

阿部 じゃあ、堀江さんが書いて下さいよ(笑)。

次のページに続く

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