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「アンモニアの常圧合成が農業を救う⁉︎」 東工大・細野秀雄教授が語る 材料工学の現在と未来 後編2/2

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実用化の前段階まで進んでいる常圧アンモニア合成

細野 それから、作った液体アンモニアを直接、畑にまくというのもある。肥料になりますからね。

堀江 なるほど。

細野 だから今、アンモニアが一番必要なのは農業だと思うんです。例えばODAなどでアフリカの開発途上国に農機具など送る時に、アンモニア合成施設を一緒に造ってあげる。そうすると、アンモニアをまきながら農地を作ることができる。そういうニーズがあると聞きました。

堀江 化学肥料ではなく、アンモニアをそのまままいちゃう。

細野 だからアンモニアの研究は盛んになりつつあるのです。

堀江 アンモニア合成の研究はどれくらいまで進んでるんですか? 実用化できそうな感じなんですか?

細野 実用化の前段階まではきています。

堀江 実用化の前段階っていうのは、研究室レベルでそれなりにアンモニアが作れるようになったということですか?

細野 研究室では、かなりいい線までいってます。ただ、研究室から実用化までの間が、結構、大変なんです。IGZOもそこをやったのは、やっぱり大企業ですから。実用化にまでするのは、やはり企業じゃないと。大学では無理ですよね。

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Photograph/Edit=柚木大介 Text=村上隆保