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ホリエモンWITH ジェスチャーでデバイスを操る。「Leap Motion」米LEAP社CEO マイケル・バックワルドの目指す未来 その1

今回のホリエモンWITHは、昨日行われましたBBソフトサービス主催『最先端テクノロジー ジェスチャー入力デバイス「Leap Motion」米Leap社CEO+堀江貴文トークセッション〜ジェスチャー入力デバイスの未来について語る〜をお届けいたします。

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司会者 皆様お待たせ致しました。それでは準備が整いましたので、さっそくお呼びいたしましょう。マイケル・バックワルドCEOと堀江貴文さんです。お願いいたします。

司会者 お二人をお迎えしましたところで、まずは簡単に私よりお二人のプロフィールをご紹介させて頂きます。マイケル•バックワルドCEOは、ジョージワシントン大学で、哲学、政治学の学士を取得。学生時代には、ビジネスアポイントメントサービス「Zazuba.com」でCEOを務めていました。また、「One Laptop per Child program」で、マダガスカルへのコンピューター導入を支援。ザズバは2009年に売却し、その後「Leap Motion(リープモーション)」を設立しました。


堀江貴文さんは、IT業界、特にモバイルアプリデベロッパーなどに大きな影響力を持つ、日本を代表するインフルエンサーで、支援者や熱心なファンが多いことで知られています。現在は、自身が手がけるロケットエンジン開発を中心に、様々なビジネスの立ち上げ、コンサルティング、講演など幅広い活躍をしていらっしゃいます。それではお二人、よろしくお願いします。

堀江 よろしくお願いします。

司会者 まずはマイケルさんにお尋ねしますが、日本の市場は印象いかがでしょうか?

マイケル氏 日本の市場は、やはりすごい市場だと思っております。特に消費者の方が非常に技術に関心を持っていらっしゃいますし、開発者の方で、今までに無いような特別なもの、差別化されたものを作りたいと思っている会社が非常に多いということで、まさに当社が求めている開発者の方が多くいらっしゃいます。

司会者 堀江さん、そういう事をお聞きしますと、日本人として嬉しいですよね?

堀江 ん、ま、まぁ僕はどっちでもいいんですけど(笑)僕、別に日本人がどうのこうのってあんまり考えてないんで。そういう人たちが日本にも沢山いることは前から僕も知ってるし。ただ、言葉の壁とかがあってなかなか今まではそういうことを世界に向けてやってくる人たちっていなかったんですけど、今みんなマインドもどんどん変わりつつあるので、こういうプロダクトを利用して、世界に先駆けて面白いことをする人たちが沢山出てくればいいかなぁて思ってますね。

司会者 実際、堀江さんは、メルマガの中で、「Leap Motion」についてレビューもされていたようなんですけども、実際のその使用感ですとか、技術の印象などを教えて下さい。

堀江 いや、今日初めて僕、エンベデッドのバージョンを触ったんですよ。あの、スタンドアローンのやつじゃなくてエンベデッドのやつを触ったんですけど、ノートパソコンにビルドインされてるやつなんですけど、ようはマウスの代わりにそういうものが使えるようになっていて、すごく面白いなって。グーグルアースとかグリグリ動かしたりしたんですけど、それはすごく便利だなと思いましたね。ただ僕は「Leap Motion」みたいなデバイスは例えばテレビのコントロールをするのとかに使って欲しくて。何でそういうことみんなやらないのかなって。もっともっと、プロトタイプだけでいいからどんどん出して欲しいなぁっていう風に思ってますね。

司会者 そうですよね。やはりもっと日常生活で使って欲しいというか……

堀江 いや、日常生活っていうか、僕はね、テレビのリモコンが大っ嫌いなんですよ。

司会者 あ、そこピンポイントだったんですね(笑)

堀江 そう、テレビはリモコンがあるからダメなんですよ! なぜかっていうと、リモコンに1~12までしかボタンがないから地上波のテレビ局しかみんな見ないんだけど、あんなの別にYouTubeだろうがUstreamだろうが、ネット上の動画とテレビ局とかケーブルテレビとか、そういったものがシームレスに今自分が見たいものを推定して画面に出してくれる、で、操作は「Leap Motion」みたいなデバイスでやる。そういうような世界が僕は理想だなと思ってるんですけど、Apple TVですらリモコンがある。Apple TVにリモコンがあるのは、もう許せない! (笑)

司会者 そこはぜひ、「Leap Motion」で、ですよね。

堀江 Apple TVのリモコンって小さいから失くすんですよ! 僕も失くしたことあって、、、、

司会者 でもジェスチャーなら、その心配もないですものね。

堀江 そうです、ジェスチャーなら失くさない。

司会者 マイケルさん、堀江さんのそういったお話ありますけれども、ジェスチャーの入力技術っていうのは、アメリカでは現状いかがでしょうか?

マイケル氏 色々な形で今、消費者の方使ってらっしゃいます。ゲームをしたり、先生が生徒にいろいろ教える時に使ったり、ミュージシャンの方が音を作るために使ったり。または彫刻とか、3Dの模型を作ったり、外科医の方々が手術のために使ったりというようなこともあります。でもまだまだ初期段階にしか過ぎず、そんなに多く使われているわけではありません。我々の試みとしてはPCがとっかかりで、テレビというのは非常に面白い分野だと思っております。我々のゴールとしましては、そういったテレビのような、ラップトップやデスクトップだけではない、いろんなテクノロジーと人々がインタラクションするやり方をどんどん変えていく、ということです。

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堀江 スマートフォンとか、タブレットに導入する計画はどんな感じなんですか?

マイケル氏 その計画はもちろんあります。今後タブレットや電話なんかにも、埋め込み式にしていきたいと思っております。現在のところは、デベロッパーの方の、そういった入力方法がないということで制約にもなっているかと思いますので、入力の方法を大きく変えることによって、そのタブレットや電話などでも面白いアプリケーションをどんどん開発者の方が作れるようになっていくと思っております。

堀江 例えば、車の運転で、今ちょうどiOS7.1が出て、CarPlayができるようになりましたけど、あれこそ「Leap Motion」的なデバイスならもっと便利になりますよね。

マイケル氏 はい、車にもどんどん、我々の技術を搭載していきたいと思っております。それによって3つ位変わることがあると思っております。そのうちの1つは、後部座席に座っている方が、もっといろいろインタラクティブにできるということです。現在は全部ドライバーの方が手で操作したりしているんですけれども、後ろの方もいろいろできますし、またドライバーの方がボリュームを上げたり下げたり、ヘッドアップディスプレイを使って、手で簡単にできるようになります。

 堀江 そういった、車やスマートフォンに「Leap Motion」を導入する時に、ハードルになることっていうのは?

 マイケル氏 一番大きなハードルとなるのは「時間」です。やはりパートナーの方に製品としてリリースしてもらうための時間がかかりすぎるという所です。よく、開発サイクルとか新製品サイクルとかいった話があるかと思いますけれども、我々はそういった障害をなくすために、早い段階から開発に取り込んで、全てのフォームファクターに関する埋め込みをやろうとしています。今、ディベロッパーの方もいろいろなアプリケーションをいろいろなフォームファクターで開発して下さっています。