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ホリエモンWITH ジェスチャーでデバイスを操る。「Leap Motion」米LEAP社CEO マイケル・バックワルドの目指す未来 その3

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司会者 ありがとうございます。さぁ、お二人から貴重なお話を伺いましたところで、せっかくですので会場の皆さまから、ここでは一般のご来場の皆さまから、お二人への質問を受け付けたいと思います。本日のイベントと「Leap Motion」に関するご質問でお願いいたします。それでは挙手をお願いいたします。ご質問のある方いらっしゃいませんか?

堀江 聞きたいこと全部僕が聞いちゃったんじゃないですか?(笑)

司会者 いいえ、まだきっと沢山あると思うんですが(笑)。ご遠慮なさらず、せっかくの機会ですので、お願いします。いかがでしょうか?……はい、ありがとうございます。では右側の方に、お願いします。

質問者 貴重なお時間ありがとうございます。コミュニケーションのツールがこれから先もすごく色んな形式のものが生まれてくると思うんですけど、それで変わるものと変わらないものというのをどういう風に捉えてらっしゃるか教えていただきたいなと思います。

司会者 ありがとうございます。それでは、マイケルさんからお伺いいたします。

マイケル氏 私が思う希望的観測ですが、これまでテクノロジー、コンピューターとかタブレットとか電話などは、今まで伝統的なことをずっとしてきたわけです。たとえばメールとかシート入力とか、それは変わってこなかったわけですので、今後はそういった同じハードウェアが、人々がものを学習するようなスキルをつけるような場所に変わっていくようになると思っています。それは、技術と人の関わり、つまり入力を変えることによって可能だと思っています。

司会者 堀江さん、いかがでしょうか?

堀江 僕はいいんじゃないですか?僕の答え知りたいですか?(笑)

司会者 はい、お願いします。

堀江 多分、今までみんな当たり前のように使ってきたデバイスの使い方っていうんですかね、テレビだったら、必ずリモコンがあってみたいな感じで、当たり前のように考えてるのが、実はそんな当たり前の事じゃないんだよっていう事っていうのは多分いっぱいあると思うんですよ。たとえば、パソコンにキーボード必ず付いてますけど、たとえば、あれって、スマートフォンだって、昔はスマートじゃなかったわけですよ。携帯電話には物理キーボードが付いてましたよね。Blackberryまでは物理キーボード付いてましたけど、i-Phoneになって、キーボードなくていいんだって結構最初はみんなビックリしたと思うんですけど、そういうブレイクスルーをこれから色んな会社がやっていく、多分「Leap Motion」もその会社の一つだと思うし、他にも、そのような今までのデバイスの使い方じゃない使い方っていうのを提案して、あ、こんなのでも良かったんだっていうふうな驚きがあるようなプロダクトがこれから沢山出てくると思います。

司会者 はい。よろしいでしょうか。ありがとうございます。では他にご質問ある方いらっしゃいますか?……では後方の方お願いします。

質問者 マイケルさんに質問なんですけれども、「Leap Motion」を私も使っていまして、最初に手をかざすときの認識っぷりに非常に驚かされたユーザーの一人なんですが、今「Leap Motion」は手をいかに認識するかというところが多分肝というか、すごく優れているデバイスだと思うんですけれども、たとえば、手以外のものを認識させるような方向にアルゴリズムを拡張するというような予定はあるのでしょうか?たとえば、表情を読み取るような事ができたり、それをパソコンに再現できるようにすると面白いと思うのですが、いかがでしょうか?

マイケル氏 非常にいいご質問だと思います。今は主にターゲットとしているホームファクターがPCですのでやはり手や指が一番重要ですし、一番誰もがインタラクティブに使うところかと思いまして、それを一番の優先順位にしていますが、今後たとえばその、テレビなどにターゲットが変わってきたときに一番ユーザーエクスペリエンスがよくなるのは何かというのを考えて、そうなるともしかしたら手とか指ではないかも知れない可能性はあります。目のアイトラッキングだったり、顔の表情、フェイストラッキングというのも十分あり得ると思っています。

司会者 ありがとうございました。……他にご質問のある方はいらっしゃいますか?……はい、それでは会場向かって右側の方お願いします。

質問者 今日は色々と興味深いお話、ありがとうございました。堀江さんに質問なんですが、「Leap Motion」が出た当初に、アメリカのイーロン・マスクさんが、「Leap Motion」を使ってロケットデザインをしているというのを動画で見た事があるのですが、堀江さんは何か「Leap Motion」をロケット開発の方に何か使うとしたらどういう風に使いますか?また、そこに課題があるとしたら、その課題をマイケルさんはどう解決していけそうだと思いますでしょうか?

堀江 スペースエックスで「Leap Motion」が使われてるっていう話は聞いた事あるんですけど、実際どういう風に使われているか実物見たわけじゃないんでなんとも言えないですけど、……設計はちょっと難しい気はするんだけど……う~ん、まだちょっと考えてないですね。(笑)

司会者 でも可能性はありますかね?

堀江 そうですね、ただ、ロケットを飛ばすときとかは基本的に全部コンピューターが制御してるんで人間が操作する事はないんでしょうけど、もしかしたらあれはできるかも知れないですね。例えば宇宙ステーションと宇宙船をドッキングさせるときなんかは、宇宙飛行士がコントロールしてるんですよね、多分。あれなんかは「Leap Motion」でコントロールできるかも知れないですね。あとロボットアームとかも、宇宙でものを掴むのに「Leap Motion」が使えるかも知れないですよね。

マイケル氏 ロボットアームのアイデアは非常にいいと思います。我々の夢の一つですけれども、ロボットアームの五本の指の精度がもっと良くなって完璧になった暁には、我々人間が地上で自分たちの指を動かすことによって遠く離れた宇宙船の中でロボットアームがロケットを修復してくれるような事ができるようになるんじゃないかと思っています。

堀江 300キロとか500キロ離れていて、電波の届くスピードとかあるから、そのタイムラグを埋めるのが結構大変だと思いますけど、多分VRのオキュラスみたいのとかでそれをはめて、向こうに置いたパノラマカメラ見ながら「Leap Motion」と「Oculus Rift」でロボットアームを操作するみたいな。そういった時代は来るかも知れないですね。そしたらあれですよ、映画『ゼロ・グラビティ』のあんな悲劇も防げるかも知れないですね。はい。

質問者 ありがとうございます。

司会者 それではお時間が参りましたので、これで質疑応答を終了とさせていただきます。それではトークセッションの終了に際しまして、マイケルCEOよりご挨拶をさせていただきます。

マイケル氏 まだ我々がやろうとしている、人間とコンピューターのインタラクションの簡素化というのはまだとっかかりに過ぎませんが、全ての国のディベロッパーの方に、必要なツールを提供して、全ての国の方々にこのソリューションを提供していきたいと思っております。そう言った意味で、皆さまが非常に重要だと考えております。今日は本当に貴重なお時間をいただきまして本当にありがとうございました。

司会者 ありがとうございました。マイケルさん、堀江さんでした。皆さま今一度大きな拍手をお願いいたします。以上で「Leap Motion」スペシャルイベントは終了とさせていただきます。本日はお忙しい中ご来場いただきまして誠にありがとうございました。

 

マイケル•バックワルド Michael Buckwald
LEAP社CEO ジョージワシントン大学で、哲学、政治学の学士を取得。学生時代には、ビジネスアポイントメントサービス「Zazuba.com」でCEOを勤める。また、「One Laptop per Child program」で、マダガスカルへのコンピューター導入を支援。ザズバは2009年に売却し、その後「Leap Motion(リープモーション)」を設立。

Edit/Text=村上隆保 Transcription= Noriko Umehara/Mayumi Tsuda