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中国人をカジノに呼び込め!

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頭の体操
超党派の議員連盟「国際観光産業振興議員連盟」=カジノ議連がついい今回の臨時国会にカジノ法案を提出することを決定した模様だ。紆余曲折あったものの遂にこの法案が陽の目をみるわけだ。おそらく東京オリンピックが決まったことが最後のひと押しになったのだろう。また成長が期待されるめぼしい産業があまりないことも原因の一つだろう。観光産業は数少ない日本の深耕されていない産業の一つである。これだけの観光資源を抱えながら活用できてな珍しい国なのだ。大きくそれを前進させる手段としてカジノは非常に期待されているわけだ。世界中のカジノを体験している私からすれば日本ほど恵まれた地理的特性を持つ国はないだろう。世界中の流行っているカジノのキーワードはずばり「中国人」だ。
マカオはスタンレー・ホーのカジノ実質独占だった時代から、中国に返還されたタイミングでカジノライセンスを多くの会社に発行するようになって大きく発展した。それまでラスベガスが世界最大のカジノ地域だったのに、マカオがその座を奪ったのは、道路で直接繋がっている中国本土から多くの観光客が大挙して押し寄せたからだ。ラスベガスも中国人が多かったが、マカオの比ではない。最近カジノを解禁したシンガポールも同様だ。そもそもシンガポールはマレーシアから分離独立したのは中国人がマレー人優遇政策を嫌ったからである。シンガポールは共産主義が大嫌いな資本主義版中国といったところか。つまり流行っているカジノは中国人で溢れているのだ。彼らほどギャンブルが好きな国民はいないのではないか。モナコに行った時に、世界でも有数のカジノ地域なので期待に胸を踊らせていたが、まばらな客しかおらず、景気よく賭けていたのはロシア人の若手富豪といった出で立ちの男達だけである。赤ら顔のイタリア人はしょぼい金額しか賭けていなかった。中国人は皆無で、やはりカジノは中国人がいなきゃ、と思わせる感じであった。ニュージーランドのオークランドのカジノも、カナダのバンクーバーのカジノもはっきりいって中国系ばっかりだ。
そう考えると地理的に近い日本はカジノに中国人が溢れる可能性大だ。歴史的建造物や秋葉原みたいなオタクカルチャーの街など観光資源も多い。温泉や美味しい店も溢れている。中国人観光客にとっては、カジノ複合施設と夜の街しか存在しないマカオよりは魅力的だろう。日本は御存知の通り世界でも有数の夜の街が展開されている国なのである。
なんで今までそれを活かしてこなかったのか、ひとえに国の無策とも言えるのである。