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Xiaomi mi4の衝撃

カテゴリー:
システム・ネット関連

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このブログを読んでいる読者はほとんど知っていると思うが、Xiaomi(小米)という中国のスマートフォンメーカーがある。Androidをカスタマイズして高度に仕上げたスマートフォンはオンライン販売だけというこれまでのメーカーとは一線を画する販売方法で急成長を遂げている。そういう話は勿論知っていたけど、恥ずかしながら実機を触ったことは無かった。百聞は一見にしかずとはまさにこのことだと思った。すごい。すごすぎるのだ。

詳しくはこのレビュー記事を見てください。
最新旗艦「Mi4」から読み解く、中国シャオミィの凄さ

Androidをカスタマイズしまくっていて本家よりも例えばプライバシー管理機能が優れていたり、UIにしてもiOS7のフラットデザインそっくりではっきり言ってAndroidとは思えない。スピード・さくさく感も優れていてiOS並な感じ。AndroidなのにiPhoneの使い勝手なのだ。これが$320くらいで買えるんだから、そりゃiPhone買わないわな。もちろん特許問題とか色々でてくると思われ中国国外での販売は色々とハードルが高そう。どこか傾きかけたスマホメーカーなりで特許沢山もってそうなところを買収したりしてクロスライセンス契約でなんとかする的な動きが出てくるかもね。NokiaはMSが買ったしMotorolaはGoogleが特許部分は買ったし。ブラックベリーとか買ったら役に立つのかしら?

筐体もiPhone6よりも重いけど大きさは同じで角ばったデザイン好みの私からするとこっちのほうが使い勝手がよろしい。日本で使うには周波数帯がLTEは日本の帯域に対応していないらしく3G or WiFiでしか使えないのでスピードは不満があるかもしれないけど、格安SIMとセットにして販売したら相当に需要がありそう。Xiaomi自体はあんまり日本という小さいマーケットは狙っていないのか、どこも販売する気配はないけど。

しかし凄いのはその先だよね。CEOの雷軍(Lei Jun)氏は中国のスティーブ・ジョブズと言われているけど、
私はそれ以上だと思う。二人のスティーブとして有名なもう一人のスティーブ・ウォズニアック氏的なスキルも彼は持ち合わせているからだ。そして彼が今経営の参考にしているのがAmazonの戦略だ。利益を徹底的に投資に使い続ける戦略。そしてライバル企業の利益が出ないようにしてシェアを伸ばしていくのである。その頃にはXiaomiのアカウントを沢山の人達が保有しており、そこで展開するサービスで儲けていくのである。
彼らはスマートフォンだけでなく、タブレットやTVのアダプタ、そしてUSBなどが使えるコンセントやスマートフォンで操作できるLEDライトであったりと白物家電の分野でのIoTでも存在感を出そうとしている。

スティーブ・ジョブズ亡き今、彼のライバルはいないのかもしれない。これは恐ろしいことになりそうだ。

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