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企業が経済的窮地に陥ったときに銀行トップと仲が良いかどうかが、命運をわけることがある。

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アメブロアーカイブ, 政治・経済

という話を昨日していました。

Too big to fail.

という言葉があります。大きすぎて潰せないと。銀行は一社に大量の融資を行っているばあい、融資先が潰れると大きく自己資本が毀損することになり、基準を下回るとたとえば公的資金の注入を受けなければならないような羽目に陥ります。

まあ、もちろん融資先の経営状態に応じて要注意先とか破綻懸念先とかの貸付金の区分をしなければなりませんが、お金を注入し続けている限り倒産することはありませんから、100%自己資本から除外しなくても済んだりすることもあるんでしょう。

で、実質破綻しているような企業も期限がきたり、融資のコベナンツ(付帯条項)に引っかかり、即融資を引き上げたりということが、特に最近は新興不動産企業において起きていますが、結局そこで助かるか助からないかというのは、銀行の頭取・副頭取クラスと仲が良いかということにつきるんだ、という話です。数百億を越える融資をしている場合、メガバンククラスでも既に副頭取以上マターになっているはずで、彼らが、この会社を助けるか、助けないかの判断をしているってことですね。

地方でも数十億だと地銀クラスでは副頭取以上マターになるんでしょう。やはり彼らとの仲のよさが命運を分けているような感触があります。私は前職ではまともに、融資を受けたことがありませんでしたから、関係ないといえば関係ないのですが、たとえば楽天なんかが、TBS株をずっと持ち続けられるのも、銀行トップ層と太いパイプがあるからなのでしょう。

TBS株の長期保有示唆する 楽天三木谷社長の意図

放送法が改正され、TBSが認定放送持ち株会社になれば、楽天は買収が不可能になりますが、楽天とTBSの認定放送持ち株会社が合併するという荒業を用いてでも彼はTBSを手に入れるつもりなのかもしれません。

しかし・・・不況はどんどん進行しているようです。人材紹介会社は青息吐息らしいです。以前は紹介する人を見つけさえすれば、業績を上げられたようですが、今は、去年人を採用しすぎて内定取り消しすら出ている状況で中途採用なんか出来ません。ということらしいです。最大手のリクルートでも人材紹介事業は赤字だとか。他は推して知るべしです。

あとは中古車市場なども。フェラーリを筆頭に高級車の市場は完全に崩壊しているようです。ビンテージワインなども一山いくらで売られているバルクセール状態です。中古車とワインを比べれば、今ならワインでしょうか。ワインは管理さえきちっとしておけば、年を経るごとに旨くなるものが多いので。中古車は毎年価値が落ちていきますから、今買っても景気が回復するころには、それなりに価値が落ちているでしょうから、あまりオイしくはないと思われます。

まさに不況のスパイラルに陥っていますが、景気は必ず回復するものですから、どこでこういった価値のあるモノを購入するかが鍵になってくるでしょう。