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緊急投稿!LINEをソフトバンクが買収したいと思う3つの理由!

カテゴリー:
システム・ネット関連, 政治・経済

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ソフトバンク、LINEの株式取得目指す-関係者

来ましたよ!ビッグニュースが。まあ関係者筋からのニュースということだが、Viberの楽天による買収に始まり、WhatsappのFacebookによる巨額買収、そうなれば当然LINEということになる。カカオトークはWhatsappに比べれば規模が小さいし、同じような規模ということになればTencent傘下の中国最大のメッセンジャーサービスWeChatが挙げられるが、これを買収するよりもLINEの方が可能性は高いと考えたのだろう。ちなみにSkypeはマイクロソフト傘下である。

財務面からこの買収観測を疑問視する声は大きい。既に米Sprintの買収に続き、Tモバイル買収の意志を表明したばかり。これが実現すれば米国最大のキャリアとなる訳だが、キャリアビジネスは元NTTドコモの夏野剛氏が言うように、プレイヤーが4社ならばシェアは25%に限りなく近づいていくし、3社ならば33.3%に収斂していく。スマートフォン時代のキャリアビジネスとはそういうものだ。寡占が合法的に認められているようなもんだから、シェアが収斂したら余計な事はせずに暗黙の談合で料金下げ競争をするようなアホな真似はどこもしない。だからキャリアビジネスというのは世界中のキャリアをM&Aして粛々とある一定%の手数料を取るビジネスなのだ。

それを土管ビジネスで何の付加価値もないとする向きもあるが、逆に言えばそれなりの額の利益を安定的に稼ぎだすキャッシュディスペンサーみたいなもんだと思えばいい投資だ。そこから上がってくる投資を使い、孫さんはもしかしたら最後の総仕上げをしているようにも思える。

LINEの国際的評価はまだまだ低い。普及しているのが日本や東南アジア、中東やスペイン語圏などの非英語圏であることがその原因であろう。そういう意味で韓国資本であり、日本で生まれたLINEというのはまさに孫さんのターゲットとしてはどストライク。マーク・ザッカーバーグやラリー・ペイジ、セルゲイ・ブリンなんかよりよっぽどLINEの価値を理解していると思われる。しかも、弟の孫泰蔵が立ち上げたゲーム、パズルアンドドラゴンズを大ヒットさせたガンホー・オンライン・エンターテイメントも既にソフトバンク傘下。フィンランドのモバイルゲーム会社スーパーセルを買収したのも当然その流れだ。今一番稼いでいるのはスマホゲームであることを完全に理解して他には真似できない巨額投資を実行している。

LINE関連で一番収益が上がっているのもLINEゲームスなのである。これは偶然の一致でもなんでもなく、完全にこれは繋がっている話なのである。

WhatsappやViber、Skype等は第一世代のメッセンジャーアプリだと考える。スマートフォン第一世代から続くアプリである。しかしカカオトークが先陣を切った第二世代メッセンジャーアプリの代表格がLINEだ。といってもスタンプくらいしか大きな違いはないと言われるが、計算しつくされたUI、デザイナー重視の社風は、スタンプのクオリティチェックがメッセンジャー各社の中では厳しすぎるくらい厳しいと言われている。実際LINE以外の会社は50個のスタンプデザイン提出したら50個採用されるが、LINEは20個くらいまで絞られるのだそうだ。

スタンプはキャラクターを重要視する日本や東南アジア圏だけの文化だと言われるが私はそうは思わない。当然英語圏でも流行るはずだが、ソフトバンクがキャリアとして進出していない日本以外の非英語圏でLINEを傘下に納めることにより、各国で下位のキャリアを格安で買収し、LINEと超融合したスマートフォンをリリースすることにより一気にシェアを取りに行くという戦略も可能になるわけだ。

しかも競合はLINEの価値を低めに見積もるはずで(そういう意味では事前報道は痛かったが)、比較的お得な価格で買収できるのでは無いか。いやあ、一気に面白くなってきたなあ。。メッセンジャーアプリ市場。私がプロデュースした7gogoもそんな日が来るんだろうか(笑)孫さんから買収のオファーが来たりして。。。お前ごと来いみたいな。。。

まあ、孫さんも泰蔵君も、森川さんもみんな知ってるからなあ。。。。

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