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チャットワークはテック系ではなく、もっと人よりに進化する
堀江 今は、有料会員が順調に増えてきている感じですか?
山本 おかげさまで順調です。でも、これからまだまだ伸びていかないといけないですね。
堀江 今、チャットワークを導入している企業は、何社くらいあるんですか?
山本 現在は10万4千社(※2016年6月末時点)を超えています。
堀江 ユーザー数にすると、もっと多くなりますよね。100万人くらいはいるんじゃないですか?
山本 ユーザー数は公開していないんですが、1社で数人のところから数千人規模の会社まであります。
堀江 世界一が見えてきていますね。
山本 そうですね。そのためにも必死で頑張っているところです。
堀江 ユーザーは日本中心ですか?
山本 はい、まだまだ日本が中心です。現在は90%以上が日本で、残りはアメリカと台湾、ベトナムです。
堀江 無料のサービスと課金の部分がありますよね。課金すると、何ができるようになるんですか?
山本 フリープランの場合は、利用できるグループ数が14グループまでという制限がありますが、月に1人500円のビジネスプランですと、グループチャットが無制限にできるようになります。複数でのビデオ通話はもちろん、社員のアカウント管理もできるし、大容量のストレージも利用できます。
堀江 1人500円ということは、100人の会社だと月5万円で、グループチャットが無限にできるわけですね。
山本 そうですね。
堀江 安いですね。ちなみに競合のSlackには、どれくらい有料会員がいるんですか?
山本 Venture Beatの記事によるとSlackの有料会員数は93万人ですね。料金はスタンダードプランで1人7ドル程度です。
堀江 アクティブユーザーはどのくらいいるんですか?
山本 デイリーアクティブユーザーが300万人です。やはり多いですよね。
堀江 他に競合は?
山本 中国系でE-Chatがビジネスチャットを出していますが、日本にはなかなか入ってきにくいと思いますね。
堀江 競合のことを考えると、これからもっと頑張って欲しいですね。
山本 そうですね。頑張ります。
堀江 今後、どんな戦略を考えているんですか?
山本 SlackはCEOがエンジニア出身で、もともとテック系から始まっているんです。それに対してチャットワークはノンテック系の方が、けっこう使ってくださっているんです。弁護士さんとか税理士さんが、顧問先を全部チャットワークでつなぐのが流行っていたりするんですよ。
堀江 へー。
山本 チャットワークはタイムラインがひとつなので、後から顧問先を追加しても、過去のものが全部見られたりするんです。そういう部分も非常に便利に使っていただいている理由だと思っています。Slackはbotなどもいろいろ作ったりしていますが、同じようなことをやっていてもダメなので、こちらはもっと“人より”の方向を目指そうと思っています。
堀江 facebookが使いにくいので、何か考えなくちゃとは思っていたんですよ。かといって独自でシステムを作るとメンテナンスが大変だし。そういう意味だとチャットワークはいいかもしれないですね。
山本 ありがとうございます。ぜひ、ご利用ください。
堀江 マジで考えますよ。本日はありがとうございました。
山本 こちらこそ、ありがとうございました。