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ホリエモンWITH きゃりーぱみゅぱみゅを世界に送り出した アソビシステム中川悠介の考える KAWAiiカルチャーの未来とは?後編1/2

ホリエモンWITH 堀江貴文 中川悠介

<前編はコチラ>

日本の常識を捨ててビジネスライクで勝負する

堀江 海外展開の最初はどんな感じだったんですか?

中川 きゃりーが始めてロサンゼルスでライブをした時は、日本の「KAWAii」文化の原型をつくったといわれる内藤ルネさんの展覧会の発表会だったんですよ。その後にフランスのジャパンエキスポとかに出たり……。最初はいろいろなことをやっていましたね。

堀江 そうしたらウケたと。

中川 そうですね。やってみたら意外とできたという感じですね。でも、まだまだライブのクオリティは上げていかないとダメですけど。

堀江 機材は全部、持って行ってるんですか?

中川 全部ではないですけど、ある程度は持って行きます。

堀江 ダンサーの人たちとかは、どうしてるんですか?

中川 ダンサーはミニマムの人数で行くという感じですね。

堀江 日本から連れて行ってるんですか?

中川 そうです。そうじゃないとクオリティが保てないというか。

堀江 結構、人数多いですよね。

中川 でも、スタッフも含めて20人くらいですね。

ホリエモンWITH 堀江貴文 中川悠介

堀江 それはすごい。でも、可能性を感じるというか。

中川 そうですね。僕はいろんなアーティストが日本から海外にもっと出ていってもいいと思うんですよ。

堀江 そうですけど、たとえば、シンガポールのナイトクラブみたいなところだと、会場にはVIP席みたいなのがあって、アーティストが歌い終わった後に握手できるとか、一緒に写真を撮れるみたいなサービスが絶対にあるじゃないですか。でも、日本ではそういうサービスがないですよね。

中川 ないですね。そういうサービスはやっぱきちんとしたほうがいいと思います。だから、日本の感覚で海外に行っちゃうと難しいですね。アメリカでも、ライブなどの後にVIP席にいる人と写真を一緒に撮るみたいなことはやってますもんね。

堀江 それはビジネス的にいうととても必要なことで、ソーシャルゲームとかもそうなんですけど、熱狂的なファンが一番お金を使ってくれるんです。だから、ビジネスとしてみると、そういったサービスは絶対にやったほうがいいんですよ。

中川 海外に行くと、お金を多く払った人は写真や握手などができるって、当たり前のことで、それは別にいやらしくはないんですよね。逆に海外に行った時に、イベンターに「そうしたサービスをやらないと変だと思われるから、これは常識だと思ってもらったほうがいい」と。そうしたことができるか、できないかは大事ですね。

堀江 日本でも、たとえばフェスとかVIP席ってほとんどないじゃないですか。僕、この間の『ウルトラジャパン』(世界最大級のミュージックフェス)に行ったんですけど、あそこのVVIPシステムはすごいなって。チケットがVVIP席から売れていくって言うんです。VVIPが完売して、次にVIP席が売れて、その次に一般席が売れていくって。

ホリエモンWITH 堀江貴文 中川悠介

中川 あれはすごいですよね。

堀江 たぶんVVIP席とかはトイレも並ばずに入れるし、清潔だしみたいなことがあるんですけど、日本のフェスに欠けているのはそういうところだと思うんです。ふつうのライブとかもそうで、めちゃくちゃハイエンドな席とかを作らない。

中川 そうですね。CAPSULEが2年前に韓国に行ったんですけど、その時、衝撃を受けましたもん。韓国の人たちは、そういうVIP席を活用しているんです。そこではシャンパンがポンポン開いてたし……。

堀江 日本人のアーティストって、そういうことにわりと二の足を踏んでるんですよね。せっかくグローバルでやれるポテンシャルがあるのに。

中川 僕らは、それがすごい勉強になった。だから、これからは「海外で挑戦している」っていうことをウリにするんじゃなくて、「海外でちゃんと成功している」っていうことをウリにしていきたいと思ったんですよ。

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