WITH

「仮想の物体を触ることができる」 工学博士・玉城絵美が開発した 新「ポゼストハンド」とは?前編2/2

DSC_8225

リハビリなどの補助機として役立つかもしれない

堀江 でも、これリハビリとかに使えますよね。

玉城 実は今、勝手に手が動いた時に、ちゃんと脳の中で学習システムができるかどうかという実験の結果待ちなんです。

堀江 どういうことですか?

玉城 このポゼストハンドを使って手を動かした時に、「その刺激から脳が手を動かすということはこういうことだと学習する」という意見と、「その刺激に慣れて怠けてしまって、学習しないんじゃないか」という2つの意見があるんです。それで、脳科学分野と認知科学系の方たちにいろいろと使っていただいて、その結果を待っているんです。

岩崎健一郎(以下、岩崎) 現在は、そういう取り組みをしているという段階です。共同研究が始まったところですね。

堀江 半身不随になった人たちに、この装置をつけたら動くんですよね?

岩崎 筋肉が残っていれば、動くと思います。

堀江 例えば、脳梗塞などで右脳なり左脳なりがシャットダウンした時に、リハビリを行うとダメになっていない片方の脳が学習するんでしたよね? あれは、たしか小脳でしたっけ?

DSC_8307

この続きは8/31(月)配信のメルマガで全文ご覧いただけます。登録はコチラ

Photograph/Edit=柚木大介 Text=村上隆保