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安くてフェアな部屋探しを提供する不動産サービス<yeah! イエー!> 後編 2/2

自分に最適な部屋を自動的に探してくれるようなサービスを作ります。

川崎 2018年に弊社が目指すところは、CASHのようなサービスを作ることですね。CASHってネットで売りたいものの写真を撮るとすぐに値段がつくじゃないですか。これまでネットで何かを売ろうと思ったら、文章を書いたり構図を考えて写真撮ったりするのが必要でかなり手間がかかります。それを全て省いてその場で自動的に値段を決めるっていう形。売ることだけでなく、何事も、手間を省いて手っ取り早く、そんな考え方の人がすごく増えていると思うんです。

堀江 そうでしょうね。

川崎 イエー!も大量の物件情報を蓄積してきているので、簡単な条件だけ入れれば、あなたに最適なのはこの物件ですって希望にバッチリ合った物件を提示してその中から決めてもらえばいいという感じにしたいです。とにかく手間を全て省いた状態にしていこうかなと思っています。

堀江 これまで蓄積した情報を使ってね。

川崎 あとは弊社を信用してくれるかどうかです。不動産業界をよく知る人からすれば、不動産会社は自社が儲かる物件ばかりを勧めてくるから信用できないと思っている人も多いかもしれません。ただ弊社は1物件あたりの弊社に入る報酬が家賃に関わらず固定ですし、貸主側から仲介会社に謝礼が支払われる物件でも、その謝礼は全て入居者にキャッシュバックするので、物件によって儲かるとか儲からないは一切ないんですよ。そこを理解してもらえれば、イエー!はユーザーサイドの会社で信用できると思ってもらえると思います。

堀江 でもみんな掘り出し物に住みたいんじゃないの?

川崎 実際問題、掘り出し物なんてありませんよ。よく不動産会社が未公開情報あります!という売り文句で集客していますが、あれはほとんどの場合その不動産会社が貸主側にネットに広告掲載禁止と指定されているだけです。貸主側は早めに入居者を見つけたいのですから、今の時代は当然にネットに物件を掲載しますね。

堀江 他に今後どういった展開を考えていますか?

川崎 まずは賃貸の初期費用ゼロ化、そしてゆくゆくは不動産売買にも同様のサービス展開を行っていきます。

堀江 それは住む用の不動産ってこと?

川崎 住む用でも貸す用でもなんでもいいです。今も居住用だけじゃなくて店舗やオフィスの賃貸の問い合わせも多いんですよ。最終的には売買に転向していきたいですね。

堀江 でもオフィス用はもうシェアオフィスのブームとか来てるから流通改革しなくても既にものすごく流動的なんじゃないの?

川崎 どうですかね?まだ利便性の高いマッチングは出来ていないと思います。一部のスペースを貸すシェアオフィスの形を含め、とにかく弊社なら土地と建物をすべて扱えるプラットフォームを構築できると思うんです。そのプラットフォームを使えば、余計な中間業者を排除して売買の売主と買主・賃貸の貸主と借主が直接繋がることができる。

堀江 買い主に寄り添うビジネスモデルなら、購入資金の融資なんかも機能として付けるわけですか?

川崎 付けます。ただ、融資とか出て来ちゃうとどうしても自分たちだけではできないので、構築するプラットフォーム上で公正に比較ができて競争原理が働くような仕組みにしたいと思っています。

堀江 プラットフォーム化が必ずしも必要かどうかはわかりませんよね。例えば、サラリーマンだけど大家みたいな感じの新しい不動産オーナー層は作れるんじゃないですか?小銭を稼ぎたいサラリーマン大家予備軍みたいな人たちを上手く囲って、その人たちにダイレクトに売っていけば効率的に売ることはできる。

川崎 そうかもしれませんね。でも、効率的にお金が儲かれば良いというわけではないと思うんです。こんなこと言うと刺されるかもしれませんが(笑)、不動産会社って本当に必要なの?という視点で考えると将来必要なくなると思っています。売り手と買い手、貸し手と借り手が安全でフェアに直接取引できれば一番良いのですから。でもそのためには安全でフェアに取引できる仕組みを作って、それを誰もが利用できるようにプラットフォーム化しなければなりません。いずれは必ずそうなる。そうだとしたら、そのプラットフォームを作る側になることを狙った方がおもしろいと思うんですよね。

堀江 なるほど。先は長いですね

川崎 はい、先は長いけど頑張ります。今日はありがとうございました。

yeahbann