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「Oculus Rift」パルマー・ラッキー WITH 堀江貴文 世界が注目するその可能性と未来とは。

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今、ゲーム業界で話題のバーチャルリエリティヘッドマウントディスプレイ『Oculus Rift(オキュラスリフト』。クラウドファンディング『キックスターター』で240万ドルの調達に成功したことにより瞬く間に世間からの注目を集め、その先進性に注目したFacebookが今年3月に20億ドルで買収を行うなど、その動向はいまやゲーム業界に限らず世界中が注目している。
そんな米Oculus VRの創設者であるパルマー・ラッキー氏と堀江貴文が出会い話した数分間。彼らは何を語り合い、その先にどのような未来を見たのだろうか……。

 

頭の中で想像していた未来に、ようやくテクノロジーが追いついた

堀江貴文(以下、堀江)Oculusをつくり始めたのはいつからなんですか?

パルマー・ラッキー(以下、パルマーほぼ2年前からですね。昔からいろいろ作ってはいましたが、こういう形で作り出したのは2年前くらいですね。

堀江 ほんと最近なんですね。大学は行っていたんですか?

パルマー 大学に入り、ジャーナリズムを専攻してたのですが、途中で退学しました。

堀江 ジャーナリスト志望だったんですね!でも、日本の人たちはなんで自分たちがOculusみたいなものを作れなかったんだろうって悔しがってますよ。

パルマー そうですね。でも、私が出来たのは、場所や時間などの条件が偶然ちょうど良いタイミングでマッチしたからなんだと思っています。人々が40年前から考えていたアイデアに、ようやくテクノロジーが追いついたという感じで。

堀江 日本では今すごく盛り上がっているんですよ。まぁ僕たちの仲間だけなんだけど。Oculus JAPANっていつできるんですか?

パルマー それは分からないな。僕が教えて欲しいよ。

堀江 ハハハハ

パルマー 今、フェイスブックの買収手続きで法務部がパンク状態なので、そっちの対応を済ませたら日本法人の設立に向けての動きに移れるんじゃないかと思っています。

堀江 楽しみ。それで、DK2(Oculusの最新版)はいつ出荷されるんですか?

パルマー 7月です。日本最優先で出荷しますよ。

堀江 僕もオーダーしたんですよ。知人は既に10個オーダーしましたよ(笑)

パルマー グッド!そこまでオーダーする人はなかなかいないですよ!

堀江 僕たちは今、日本でOculus BARっていうのを作ろうとしているんですよ。

パルマー Oculus BAR? それは仮想的空間でのbarということですか?

堀江 いや、リアルで。Oculus Riftを使ったあらゆる体験ができる場を作ろうと思ってるんです。Oculusを100台ぐらい置いて

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パルマー なるほど!なかなか自宅に置けないようなものを体験できるというのは貴重な場所になると思うし、面白いですね。

堀江 例えばこの乗馬体験に利用している機器(JOBA)は日本に10年ぐらい前からある物で、最近は全く売れなくなっていたのが、Oculusによってまた売れ出すんじゃないかと思っているんです。

パルマー そうですね知っていますよ。確かにこれは以前、エクササイズバイクのような売出し方をしてましたよね。

堀江 あと、今回は持って来られなかったんですが、人力飛行機の体験も考えているんです。

パルマー そうなんですか!それは面白そうだ。

堀江 日本には鳥人間コンテストというのがあって、人力の飛行機で鳥のように空を飛んで距離を競うものなんですが、それを体験できるというものです。

パルマー 人力で競うコンテストがあるっていうのは聞いた事がありますね。

堀江 それと、僕はロケットもつくっているんですよ。

パルマー ロケットですか?!何の為に?

堀江 人工衛星あげたり自分が宇宙へ行ったりするためにです。

パルマー ジョン・D・カーマックもかつてアルマジロ・エアロスペースっていうのをやってましたね。

堀江 もちろん知ってますよ。それで、ロケットの先端にGoProを100台くらい付けて宇宙を体験できたらおもしろいなって思ってるんです。今年中に高度100kmまでロケット打ち上げを実現するんで。

パルマー それはバルーンか何かで?

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堀江 いや、ロケットでです。バルーンはもうすでに 35kmまで成功してるので、それはいつでも出来るんです。

パルマー そうですね。バルーンはロケットほどおもしろくない(笑)でもあなたはロケットでやる気なんですね。今年というのは具体的にいつ頃の予定ですか?

堀江 今年の…冬を予定しています。今何度も実験を繰り返してる最中です。

パルマー ロケットにカメラを付けてOculusで体験させるっていう人はスペースXにもまだいないはずですよ。

堀江 これから頑張ってやるんでできたら是非体験してみてください。

パルマー もっと先ではどのような事を考えてらっしゃるんですか?

堀江 月に行ったりとか…

パルマー 月ですか!!いいですね。それは本当に素晴らしい!

堀江 他に考えてるコンテンツもいろいろあるんで何かあれば言ってください。例えばスノーボーダーにパノラマカメラを付けて、雪山の頂上から降りてもらうとか。

パルマー スノーボードですか。以前私もやっていたんですけど、一度骨折してからはやめてしまいましたね(笑)

堀江 そうなんだ(笑)

パルマー 日本の人とアメリカの人がもっとコンテンツを共有してもっとおもしろくいろんなことがやっていけたらいいですね。

堀江 それではまた、よろしくお願いします。今日はありがとうございました。

パルマー こちらこそ、お話できて良かったです。これからも是非連絡を取り合いましょう。

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たった数年で世界から注目される男となったパルマー氏の足下はお世辞にも綺麗とは言えないビーチサンダルだった。

 Palmer Luckey(パルマー・ラッキー)
Oculus VR , inc. 創業者